60章 G ‐ ガールズ、全国放送に出演!
[5/5]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
福の基本がある気がしますよ。
さて、いつも前向き、明るく元気な、G ‐ ガールズのみなさんなんですから、
今年の暮れは、E ‐ ガールズのように、NHKi の紅白歌合戦に初登場なんていう、
大きなニュースがあるかも知れませんよね!?」
「ええ!?本当ですか!井藤さん!紅白の出場が決まったら、どうしましょう!みんな!」
美樹は、そういって、G ‐ ガールズのみんなと岡昇を見る。
「紅白出場って、うれしいし、憧れの夢の舞台ような気もしますけど、
おれって、なまけものだから、
大晦日は、のんびり過ごしたいとも思ったりもするんですよね。
シニカルになって、斜に構えるわけじゃないんですけどね!
あっはは。すみません、こんなわがままを言って、井藤さん」
岡昇が遠慮もなくそういうと、みんなも、「うんうん」とかいって頷いたり、
「うれしいような、大変なような、複雑な心境ってところかしら」とかいいながら、わらった。
「なるほど、現代の若者気質って、紅白出場だからって、うれしいばかりじゃないって、
わけですね。あっはは。それも、素直で正直で、若者らしくって、いいと思いますよ!
しかし、みなさんには、ぜひ、紅白に出てもらいたいな!僕個人としても。あっはは!」
アナウンサーの井藤雅彦は頭をかきながら、そういってわらった。
スタジオの中は、明るい笑いに包まれた。
≪つづく≫ ------
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ