第4巻後編
施設案内×他軍の違う所
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あ全て俺の機体にあったデータから作られたもんだ。あと銀の福音の改造は明日の夕方に終わるとのことだったので、今日はこの模擬戦が終わったあとに色々と施設を回った。主に驚いていたのが、男性と女性が一緒にいたことだった。あとは訓練も同じこともだったけど、そんで施設を回り終えたのが夕食の時間となったので俺らは食堂に向かった。
「ここは俺らのIDのカードをタッチすれば、自動的に口座から落とされるシステムとなっている。今回は俺がおごってやるよ」
「あ、ありがとう。私は何にしようかしら?」
そうしてナターシャの食券を買ってから俺のを買った、そんで食券を出すと何分後かで出てくるのだった。そして全員分のをもらってから俺らは空いてる席にと向かったのだった。そこでもだったけど、食堂も男女が座って会話とかをしていた。あとはオフの日に遊ばないかと男から誘っている奴もいたからか、ナターシャは終始驚愕をしていた目をしていたけどね。
「ふふっ。ナターシャ、どうしたんだ?そんなに驚いた顔をして」
「驚きはしますよ、一夏さん。米軍での扱いと国連軍での扱いが全然違うから、驚きもしますよ」
「確か隊長に聞いたけど、ヨーロッパの各軍は男性差別が酷いと聞いたわ。そして隊長がヨーロッパに出張中に粛清しに行ったと聞いたわ」
「それホントなんですか?響子さん」
「ええ。それにイギリスでの大ニュースについては知っていると思うけど、隊長が名前を明かすまでは隊長の事をただの男だとしか思っていないとね。そしてヨーロッパ各地での隊長に対して謝礼金と講習という粛清に対するお金も随分な額で支払われたと聞いております」
「全くだ。我々は男性差別などというのは、くだらんことだと思っていますから」
「まあここも俺らがいなかったら、今頃は男女別々での時間となっていたんだから。というか、俺ら部隊が変えてしまったとでも言おうか」
国連軍というより、俺らブラック・シャーク隊という存在が無ければ他と同じになっていたかもしれないのだから。俺という存在が大きすぎるという感じではあるが、ここにいる国連軍の部隊や陸海空のそれぞれの部隊とIS部隊たちは、みんな俺らの事を知っている者たちばかり。元はブラック・シャーク隊の者だったのを、それぞれのところに配置させたことが、このIS世界に来る前の出来事である。元は数万規模という隊員を持っていたからな、それにそれを記憶共有者として次の世界ではばらまいたが裏では俺らをバックアップするという使命がある。例え他軍上層部でも覚醒をしてしまえば、オプションとして脳量子波がついて来る。
「ところで、福音の改造はそこまで時間がかかるものなんですか?」
「え?まあな。こちらはイギリスしか持っていないはずのビットとかビーム兵器を所有しているから、色
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