第4巻後編
エヴォルトシステム
[3/6]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
からは模擬戦だ。俺もアリーナ内にいるが、あくまで二人のお披露目となるからそこだけは忘れるな」
「うん分かっているよ。僕のはサバーニャだけど相手によってはそれぞれに特化されたので、相手するし。セシリアは中距離から遠距離でしょうけど、僕は近距離タイプにもなれるからね。でも今回が初お披露目なら、既に機体を決めているから選択する時間はいらないけど」
「まあそうですわね。私は中遠距離が得意ですから、ケルディムで行くつもりですけど。場合によっては機体ごと変更しますわよ」
「俺は近中遠どれでも出来るオールマイティーだからな、まあ基本的に俺のはストフリモードとしてだけど外観は黒鐵改にストフリの装備が付いているだけだし」
でもまあビットを数十操るにも、俺だけでは限度があるからなー。そこはハロに頼るしかないだろうし、俺の黒ハロは。セシリアもシャルもそれぞれ青ハロとオレンジハロを装備させているし。そんで俺達は昼食を食べたあとに、第3アリーナーに向かった。そしてこちらのピットには、トレミー1番艦か月中基地本部にいるはずのイアンがここにいたことに驚いたのだった。
「イアン!久しぶりだが、どうしたんだ?こんなところに来て?」
「いやなに、お前らの新しいISを見に来ただけだ。今回のは今までよりも強力になったと聞いてな、このシステム名を聞いたときは驚いたわ!何ったってこのシステムは本来ムラサメライガーにしかない機能をISに入れたと聞いたからな」
「それは分かったけど、どうやってここに来たんだ?トレミーでしか来れないはずだけど」
「ワシらは今、月中基地支部にいてな、奏さんたちトレミー全艦とも来ているぞ。で、ワシが代表として来たのさ。これをワシらのとこにいるIS部隊の者たちにとっては大喜びなシステムだからな」
「なるほど。今は夏休みだからな、ところでセシリアたちは知っているだろ?」
「お久しぶりですわ、イアンさん」
「久しぶりだな。前回来たときは何個目の外史だったかな?」
「たぶん前々回だと思うよ、イアンさん」
セシリアとシャルはまるで昔の旧友と会ったように喜んでいたのだった。そして管制室では千冬と山田先生がスタンバイしていた、何せどこにも公表されていないシステムを入れたISを見れるから。いかなる場合に備えていたのだったけど、そして管制室に入ってきたのは模擬戦を行う箒・鈴・ラウラだった。3人ともISスーツを着ていてスタンバイOKという感じだったけど。
「織斑先生、こちらは準備完了しました。いつでもいけます」
「おうそうか。では、確認のためだがオルコットとデュノアのISを最大限発揮するように努めてほしい。あちらは強力だと聞いているが、こちらは何もしてはいないからな。この私がIS訓練をしたのだ」
「どん
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ