第4巻前編
着陸後の状況×報告書
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着陸成功と共に、成田空港の者たちは312便に近づいてから、客たちを降ろし始めた。俺は重力制御を使っていたので、少々疲れていたけど。最後の客が降りたところで、我々も降りたらそこにいたのは、IS学園から来た専用機持ちに真夜たちだったけど。
「全員!敬礼!休め!」
「IS学園の者共に我が隊の者共よ、感謝する。おかげで着陸ができた、まあ奇跡なのか運がよかったのかは知らんけど。各隊は撤退準備を始めてくれ」
『了解しました!』
と言ったあとに、俺は腰を下ろした。あの緊迫状態に重力制御を使ったからな、俺が休んでいるとセシリアたちは箒たちと話していた。
「おかえり、セシリアにシャルロット、ラウラ」
「ただいま帰りましたわ。今回は長い旅ではありましたが、今回は皆さんのお陰ですわ」
「いいってことよ。一夏は疲労しているみたいだけど、大丈夫なの?」
「一夏はずっと操縦桿を握っていたのだ。疲労もするさ」
「なるほどね。だからあんなに疲れているのね、お姉さん納得」
と言いながら、扇子には見事と書かれていたけど。セシリアは誰ですの?と言っていたら簪が紹介をしていたが、簪の姉のようだ。確か更識家の当主だったな。ISスーツを着てるとなると一緒になって鉄の鳥を止めさせた一人という訳か。俺はドリンクを飲みながら立ち上がり、箒たちのところへ向かったけど。
「箒たちよ。今回は感謝している、お前らのお陰で停止できたのだから」
「私たちは当然の事をしたまでだ。それよりセシリアたちと行った事に関して説明をしてもらおうか?」
「そうね。私たちには何も教えずに旅立ったのだから」
「私とお姉ちゃんは知っていたけど?一夏が仕事で旅立ったことを」
と言ったらそれどこ情報よ!とかでわめいていたがまあいい。俺たちはこのあと国連軍基地で、報告書を打たないといけないし。研究所のこともある、今はこういうバカ騒ぎもいいかと思ったら副長と共に千冬が来た。千冬が来たのを気付いていない箒と鈴はいつの間にか持っていた出世簿で殴られていたけど。
「まったく世話のかかるガキどもだ。一夏、よくぞ戻ってきた」
「ただいまだ、千冬。こいつらの粛清は礼を言っておくよ、あと俺らはまだやることがあるのでこれで失礼させてもらうよ。セシリアにシャル、俺らも行くぞ」
と言ったら俺と共に劉零の元へ行き、日本政府直轄の電話をかけてから無事に着陸したことを報告した。そして全世界でこの事はニュース化された。内容はテロリストを殲滅させたのは国連軍の者たちだったとか、殲滅後に操縦桿を握ったのは織斑大佐だとか。色々とあったが俺ら国連軍からの記者会見は出席しなかったし、記者会見には副長で充分だ。あとは航空会社の者とのだったけど、俺らは国連軍基地でその記者会見を見て
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