第4巻前編
殲滅×予想外
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とから交信出来ていません」
「織斑君、織斑大佐たちはISを持っているはずですが、それについての応答は?」
「今の所ありません。恐らくですが、あちら側から応答拒否しています。それにIS持ちだとバレたら、どうなるのかこちらもあちらも分かりませんので」
それはそうだなと言いながら、空の彼方へと見た織斑教諭。まあ心配なのは確かだけど、あちらはあちらでやってくれると思いますね。なんたって私たちの大隊長ですから。あちらの行動次第で、こちらも動きますが隊長、ご無事でありますよう願います。一方○○航空の312便は、順調に飛行をしていた。どうやらこいつらが操縦している奴は、元パイロットに違いないと思った。で、今どこにいるというともうすぐ日本領空に入るところだった。現在日本時間で5時だ。あと2〜3時間で成田に着くが、おそらく成田の周りを旋回しながら、日本政府に要求したのを答え待ちのはず。とここで、俺はISのプライベートチャネルで全員に通信を入れた。
『全員聞きながら動かないようにして聞け。もうすぐ日本領空に入るが、俺達の行動を移すときがきた。幸いお前らには麻酔針弾のビットを飛ばしていると思うが、まずラウラ以外のISにGNドライブからGN粒子散布開始。開始と同時にテロリストの通信は遮断できるはずだ。その隙を狙ってまず2階席の俺らが行動と同時に1階席の者たちもだ。ビットで眠らせるか、近接格闘術もいいが狭くて使えないはずだ。なので、ビットによる非殺傷能力で気絶させる』
『1階席、全員了解しました』
『織斑大佐、GN粒子とはいったい?』
『説明は後だ。では行動開始!』
と言った瞬間にGN粒子を散布させてから、テロリストたちが通信遮断されて慌てたのをチャンスと見た。次々とビットによる気絶させてから、コックピット席に移動。2階席はクリアで、現在1階席を解放させているが、ビットでの連携でクリアさせた。そしてコックピット席にいたリーダーは、慌てた。いきなり通信遮断されたのだからな。といきなり操縦桿を握ろうとしたが、俺らが阻止させた。
「そこまでだ。テロリストの親玉さん?」
「貴様は?あのとき2階席にいた者か?この通信障害も貴様か?」
「そうだ。もうお前らの仲間はお陀仏となった。お前も席から立て。もうこんなのは終わりだ」
と言い、リーダー格は言う通りにしてが、離れたところで近接格闘術で俺の銃を弾かせてから、戦闘を開始しようとしたがラウラの蹴りで肺の空気が無くなり倒れた。そしてしばらく呼吸をしていた者が言った。
「ははは。俺達から解放させてもこの飛行機の運命は変えられない」
「どういう意味だ?」
「操縦士と副操縦士を気絶させて、もし俺らが無力化したらこの機体もろとも落ち『いいから黙っておけ!』グッ、ふふふ。こ
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