第4巻前編
搭乗手続きからの待機×航空機ハイジャック
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がハイジャック犯のようですが、軽装のようですね』
『どうやらそのようだが、今完全装備をしているな。それにコックピット席には一応ビットを仕掛けた。こちらが動くのと同時に動くようにな。あと1階席の方も機内天井にビットを配置だ』
『了解しました。すぐに配置させます』
と言ってから我々だけでのハイジャック犯の確保並びに捕獲をする。まあこちらにはISを持っているし、何かあればISからの通信で何とかなるだろう。一方コックピット席にいるハイジャック犯は成田空港の管制塔に要求を言っている最中であった。ちなみに今俺達がいるところはもうヨーロッパから離れている。
「俺達は日本政府に要求をするためにジャックした者達のリーダーだ。俺達の要求は一つ。女性優遇制度の撤廃だ!あとは人質を解放したければ1兆円用意しろ!」
『わ、分かった。今日本政府に連絡しているから落ち着いて下さい。それより人質の様子はどうなっていますか?』
「今はおとなしくしているが、もし下手な動きをしたら俺達ごと墜落させてやるからな。あと世界中に俺たちの事を流せ!」
『分かりました。すぐに全世界に流しますので』
との事だった。2階席にいる機長と副操縦士は椅子に座らされてから、腕を縛られた状態だ。幸い俺達には何もされてないが、人質の映像目的によってカメラを持って俺達を撮っていたけど、これは好都合な事だな。まあ俺達は精神的には大丈夫だが、問題は一般客だな。ハイジャックされて死との直面という感じで、精神的に参るぞこれは。一方日本では緊急ニュースと言う感じで、全チャンネルがそうなっていたそうだけど。こちらはドイツから離陸して2時間経過しているから日本時間だと22時だな。今は夏時間だからか。IS学園では夏休みというので夜更かしが多かった。で、テレビのチャンネルが緊急ニュースになった事で部屋にいた生徒は驚いた。千冬は夜遅く山田先生と書類での格闘戦の中で生徒がざわめいたので、そこに行くと緊急ニュースがちょうど流れていたところだった。
「何事だ!」
「せ、先生!航空機によるハイジャックです!映像の中にセシリアさんやシャルロットさんがいます!」
「何だと!それはどこの航空機で何便だ?」
「○○航空のフランクフルト発成田行の312便です!」
「そ、その飛行機には一夏たちが乗っているはずだぞ!」
『繰り返しますが緊急ニュースをお知らせします。ドイツ時間13時に離陸をした○○航空312便がハイジャックされました。フランクフルト国際空港の管制塔にもテロリストがいた模様ですが、管制塔にいたテロリストはドイツ軍特殊部隊により身柄を拘束。が、離陸してしまった飛行機内に今回のテロを起こしたリーダーと構成員が20名ほど。なお成田空港の管制塔から犯人からの要求は女性優遇制度
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