第4巻前編
搭乗手続きからの待機×航空機ハイジャック
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』
『了解しました、隊長。にしても久々に脳量子波を使う事になるとは思いませんでしたが』
『だよねー。でも隊長の勘は当たるから、こちらも何か異常がありましたら報告をします』
『うむ。あとしばらくはISでの会話及び使用はするな。何かあったら変に勘ぐられるから、会話は全て脳量子波な。セシリアとシャルもだぞ』
『分かっておりますのよ。それにしても今回はどのような事になるのやら』
『ラウラにも言っておいた方がいいかもね。ラウラは脳量子波使えないから』
そう言いながら俺達の会話を終了させてから離陸準備となった。ふむ、この機内にハイジャック犯がいるようだな。コックピット席には機長と副操縦士はいるが、後ろから銃を向けられている。この機内にはコックピットのところに3名、1階席に客と紛れているな。だがハイジャック犯に刺激を与える訳にはいかない。しばらく様子見だ。そして離陸をしてからしばらくすると、1階席で声が聞こえた。やはり動いたようだな。するとこちらの席にいた男ら10名が立ち上がり鞄から取り出した銃火器を俺達に向けた。
「お前ら、動くなよ。動くと死ぬぞ!」
「俺達は女性優遇者という対応を排除するために日本政府に通達する!」
2階席にいた者たちは全員ハイジャック犯のようだった。何か嫌な予感しかしないと思ったらこれかと思った。ラウラが動きそうになったから、セシリアが止めた。そしてハイジャック犯はコックピット席にいる機長と副操縦士をこちらの席に移したようだ。そして艦内放送にてハイジャック犯の声が聞こえた。
『この機内にいる者に伝える。我々はISを作り女性優遇配慮というのを作った日本政府に要求をするためにこの機体をジャックさせてもらった!既に1階席と2階席、それとコックピット席は我々が支配した。操縦している者も我々の同志が操縦している。下手に動けばこの機体は墜落させてやる!忘れるなよ!お前たちは人質だ。下手な事をするとどうなるか思い知るがいい!』
との事らしい。ちなみにこの事は全世界に放送されたとか。フランクフルトから成田行の航空機がハイジャックをされたとの事で、この飛行機はドイツの領空から離れたらしいが、この飛行機に近づけば爆破するという通達が来たらしい。で、機内をスキャンしたらIS関連のを調べる機器がどこにもない事を知った俺は、プライベートチャネルで、この機内にいる者たちに言った。
『全員。俺の声が聞こえたとしても何も聞こえないフリをしていろ』
『1階席4名、了解です。ですがこちらにいるハイジャック犯は10名ですがどうしましょうか?』
『しばらくは様子見だ。もし動いたら何か仕掛けをするらしいとの事だ。特にラウラは動くなよ?』
『了解です。大佐の命がある以上は動きません。こちらは私達以外は全員
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