第四章
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員長と平の差は大きかった。大き過ぎた。
「じゃあこっちにあるのは捨てておきますね」
「だから捨てたら駄目なのよ」
若菜はくすりと笑って言った。
「それじゃあ」
「勿体ないでしょ。だから」
言いたいことはわかった。またあそこへ行くというのである。
「わかりました。それじゃあ」
まだ使える竹刀をなおしながら応える。
「リサイクル室ですね」
「そうよ」
(これで二度目ね)
「えっ、何か」
健次郎はふと若菜が呟いたのが耳に入り彼女に顔を向けた。
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