第4巻前編
粛清×観光×出発前の挨拶
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ショルダーバックを肩にしょってから部屋を出た。忘れ物はないからな。
「ノックしてから時間がかかっていましたが、どこか電話でもしていらしたのですの?」
「ああそうだよセシリア。日本にいる千冬にな。俺達の出発時刻と到着時刻をメールで送ってほしいと。あと買えたらドイツビールとワインを買ってきてほしいと言われた。俺達が乗る飛行機は出発が昼だしな」
「なるほどね。ところでこれからどうするの?一夏。空港に行く前に少しだけ観光するの?」
「まあな。フランクフルト辺りを観光してから空港に向かう。行く前に司令に挨拶しに行くぞ」
といって俺たちは荷物を持って司令室に向かった。途中でラウラと合流したけど、なぜかIS学園の制服だった。軍服と制服しかないんだと。俺たちは普段着でラウラだけ制服というのはどうなんだろうな。で、荷物を持って司令室に寄った。ノックしてから。
「失礼します」
「おお。織斑大佐か。その格好ということはそろそろ出発するのかな?」
「ここを出てから少しフランクフルトで観光をしてから空港に行く予定です。今までお世話になりました。ブランケンハイム司令」
と俺達は敬礼をしてから、一人ずつ握手をした。
「いやいや。こちらこそ世話になったよ。主に男性差別に対しての事を解決してくれたのは織斑大佐のおかげだ。他の国の軍からも感謝の言葉をもらっているが、粛清を行った軍の上層部を代表して言おう。ありがとう、織斑大佐。君のお陰でヨーロッパでの差別化はなくなった。何かお礼をさせてくれないかな?」
「そうですね。ではフランクフルト辺りで詳しい者を。護衛というより観光をね」
「なるほど。それにドイツビールは有名だからね。さっそくここに呼ぶからそこの席に座ってくれたまうえ。ボーデヴィッヒ少佐もだ」
といってから俺達はソファに座った。ケータイを取り出すと日本からメールが来ていた。箒と鈴からだったので、昼に出発するんで明日の朝に空港に到着すると。そしたら案内役の者が司令室に入ってきたので俺は閉じてバックにしまった。そこにいたのは男性差別否定派だった者たちだった。
「織斑大佐。彼女たちが自ら志願してきてね、ここを出てからの観光と空港まで送ってくれるそうだよ。名前で呼んでほしいと希望したので言うが、アデーレ少佐とフィーネ大尉だ」
「改めてですが、この基地を出てからの観光と空港まで送って行くことになりました、気安くアデーレとお呼び下さい。こちらにいるフィーネもですが」
「ならそうさせてもらおうか。俺の事も名前で呼んでほしい。まあ呼び捨てでも構わんがそれだと呼びにくいと思うのでせめてさん付けで頼む。階級で呼ばれるのは軍基地内だけだからな」
『はっ。よろしくお願いします。一夏さん』
ということで、アデ
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