第4巻前編
粛清×観光×出発前の挨拶
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達が乗る飛行機は大型航空機だ。それも1階席と2階席に分かれている。俺とセシリア、シャル、ラウラは2階席で、アリス、シェリー、エリザ、フローラは1階席のファーストクラスに乗る予定。しかも直通なので乗り換える必要はない。空港はフランクフルト国際空港だ。ドイツ最大規模の空港であるとラウラが言っていたな。今ドイツだと早朝9時だが日本時間だと夕方の16時だから、今から千冬に電話かけられるな。ちなみに今はサマータイムなので日本とドイツは7時間差だ。俺はもう準備完了なので、セシリアたちが準備完了のときはノックをしてから入れと言ってある。ちなみに俺の荷物は空間にしまってあるし、いつも使う物はショルダーバックに入れてある。さっそく千冬に電話をしてみた。あちらではもう家に帰っているかまだIS学園で仕事をしてるかのどちらかだ。ちなみに俺が家を空けているときは、ブラック・シャーク隊の女性隊員に清掃や家事を任している。千冬にやらせるとアカンからだ。しばらくコールする出たけどな。
『もしもし。一夏か』
「ああ。こちらでは朝だがそちらは夕方かな?声を聞くのは2週間ぶりくらいかな」
『そうだな。今電話してきたという事は、もうすぐ空港に行くのか?』
「もう少し観光をしてからだよ、千冬。出発時刻はドイツでは昼にしてある。その方が日本に到着するのは朝だからな。俺らが帰ってくる頃には家に着いてると思う」
『なるほどな。では成田空港まで迎えに行こう。こちらにいる小娘たちが騒がしくてな、あいつらに伝えたら絶対に一夏を尋問すると思うしな』
「そうしてくれると助かる。到着したときに箒たちと一緒なら暴走はしないだろう。それに乗る飛行機に何かあったら対処できるかもな」
『まあそうならないようにはしておくがな。あとフランスから送ってきたワインなんだが、あれはうまかったぞ。ついでに時間があったらドイツビールとワインを買ってきてくれたら助かる。山田先生や他の教員たちが羨ましそうにこちらを見てたからな。あとお前宛ての荷物は部屋に置いておいたからな』
「分かったよ。こちらはまだ余裕があるから、買っておこう。一応聞いておくけどどんなのがいい?ドイツビールは種類が豊富だからな」
『そうだな。何種類か買ってきてほしい。選別はそちらで任せる。おっと山田先生に呼ばれたのでそろそろ切る。出発するときに到着時刻をメールで送ってくれ。ではな』
と言ってから切った千冬。まだ仕事があるのか、まあ教師は大変だと聞くし夏休み中は生徒のほとんどは実家に戻っていると聞いたが、おそらく箒、鈴は学園の寮にでもいるんじゃないのかな。簪は更識家に戻っていると思うし。するとノック音が聞こえたので、俺はケータイをバックに入れてから各装備を確認した。といっても銃やナイフは標準装備なので、一応な。そして
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