第4巻前編
3つの場所にゲート反応
[1/3]
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
ちなみに一夏だけに通信なので、他の隊員にには聞こえない。ISでいうならプライベートチャネル。
『戦いの最中ですが、申し訳ありません』
「いや、いい。ゲートが開くのか?」
『はっ。30分後に3つゲートが開きます。それも違う場所です』
「場所は特定できるか?」
『はい。イギリス軍基地とフランス軍基地と今いる隊長がいるドイツ基地の上空に現れます。このことはすでにブラック・シャーク隊に送りしました。しかし、場所が遠いので、隊長の能力で移動をお願いします』
「分かった。こちらで対処しよう」
『ゼットンタイプは出てこないと思われますので大丈夫かと。ではご武運を』
切れた暗号通信から、すぐに戦いを終わらせるためにワンオフである零落白夜を発動。ビームサーベルの色がピンクから蒼色に変わり、トランザムも発動させてからあっという間に終わらせた。
「試合終了!勝者ブラック・シャーク隊の皆さんです!」
俺は無言で、ピットに戻ると管制室にいるセシリアたちを呼んだ。客室にある俺の部屋まで来させてから、先ほどの暗号通信の内容を話した。
「試合中に月中基地から暗号通信が来た。内容は30分後にドウターゲートが開くそうだ」
「場所はどこですか?」
「それが開く場所は3つだ。イギリス軍基地とフランス軍基地とそしてここであるドイツ軍基地の上空にゲートが現れるんだと」
「3つですか。ですが、ここからだと近いですが。数にもよりますね」
「すでに日本にある本隊は、コンディションレッドが発動されて、ムラサメ隊と新たにブレイヴ隊がいつでも出撃準備完了だそうだ。俺たちは一度空間切断で日本のIS学園の真下にある極秘ドッグに行って機体を取ってくる。俺とセシリアとシャルは専用機があるけどお前ら4人には複座式にガンダムハルートに乗ってもらう。ついでにムラサメ隊は男性隊員が乗ってブレイヴ隊は女性隊員が乗るそうだ。ISは待機状態に持たせるが、ブレイヴで出撃した方がいいだろうと劉零が判断したそうだ」
その後、空間切断によりここから極秘ドッグに繋げて行ってから、それぞれのパイロットスーツに着替えた。出撃する前に、イギリス、フランス、ドイツの上層部にメールにて送信した。上層部は主に少将クラスだけど、記憶共有者だ。内容はDゲートが現れるから、一応IS部隊を配置させ、あとの戦闘員は避難させろと。現代兵器が通用しない相手だし。Dだけで分かるだろうし。俺も量子変換機でパイロットスーツに着替えてセシリアたちを待っている間に3つの国の軍上層部からメールで返事がきた。3つの軍上層部も承知のことだ。あとはそちらでお任せするとのこと。セシリアたちが着替え終わったのを見ると俺はストフリにセシリアとシャルはケルディム。アリスとシェリーはイギリスに向かっても
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ