第4巻前編
デュノア社×フランス観光×事件解決
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かったけど」
「380,000点以上ありますからね。とても一日では見れませんよ」
「私は大理石彫刻がよかったですね。何度か来たことありますが、何度見てもよかったです」
「古代ギリシア・エトルリア・ローマ美術部門か。ミロのヴィーナスとかは見れたけどな」
「私はステンドグラスがよかったですね。きれいでした」
「確かに。僕もきれいだなと思ったくらいだったよ」
「シャルは来たことないの?ここ」
「まあね。僕の母親とは田舎暮らしだったから、こういうのは初めてかな」
「さてと、夕方になってきたな。どこかで喫茶店にでも寄るか。それかスーパーに行くって言うのもアリだが」
とここで、俺のケータイが鳴った。何だと思ったらこの辺りで銀行強盗が出たとか。俺のケータイには、俺がいる半径2〜3kで何か事件があった時とかに鳴るようにしている。例え、ここがフランスであったとしても、警察無線を傍受して俺に連絡するようにしている。俺達は軍人であっても、警察が困っていたら介入するようにしている。
「皆、少し離れたとこで強盗事件発生した。犯人は3名だが、人質を取っているようだ。俺達はそれに介入する」
『了解しました』
「よろしい。ではすぐに車に乗りこめ。事件現場に行くぞ」
といって全員乗ったところで、事件現場に行く俺たち。少し走ったところで、警察が道路規制をしていたので、警察に俺たちは国連軍関係者だという手帳を見せたら通してくれた。そして少し走ったところで、事件現場に到着。俺たちは降りて、状況を把握するために地元警察がいるところに向かった。
「ちょっといいか?」
「君たち、ここは危険な場所ですよ!民間人は避難発令したはずですが」
「俺たちはこういう者だ」
「し、失礼しました。あなたが噂の人でしたか。今の状況ですが、犯人は3名で3人とも銃を持っています。犯人たちは興奮していて銃を乱射してきます」
「そうか。よし、俺たちに任せろ。中に入り、人質を解放及び犯人の無力化をしよう。君たちは犯人をこっちに向けてくれ」
「了解しました。お気をつけてください」
といって俺たちは、2つに分かれた。1つは、俺とエリザとフローラで中に入る。こちらはISを展開してから人質を解放する。2つ目は、表で待機して俺たちが犯人を捕まえたあと外に出たら、中に入り怪我がないか確かめる医療班。恐怖で錯乱して、暴れだしたら鎮痛剤じゃなかった沈静作用の薬を打ち込む。
「ということで俺たちは行ってくる。表は頼んだ。もし乱射して怪我人が出るようなことになったら展開してかまわない」
「お気をつけてい隊長。我々もISを持ってきたかいがありましたな」
「セシリアとシャルもシールドビットで警察官や民衆を守ってくれ」
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