第4巻前編
事件後×首相と会談×墓参り
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たので、俺とセシリアは中で待機だったが、オルコット家のまわりは記者たちが写真撮っていたり報道されていた。中には、有名なマスコミもおったそうだが。俺とセシリアは会談に使う席に座っていたけどね。まあいいやと思っていると、豪華そうな車がきた。首相とアーサー管理官だった。執事とメイドのチェルシーがお出迎えに行った。そのまま、首相とアーサー管理官は会談に使う部屋に着いた。ドアが開くと、俺とセシリアは立ち上がり挨拶をした。
「初めまして。私の名は織斑一夏です。そして国連軍の軍人をしております」
「君がIS初の男性操縦者の織斑さんか。私はイギリスの首相をしている。よろしく」
「数日ぶりだけど不幸な目にあったようだね。織斑様」
「まあそれはいいとしよう。席に座ってください」
と席に座ったあと、まずは首相が頭を下げて謝罪をしてきた。ちなみに首相は女性だった。やはりかと思ったけど。そしてアーサー管理官から、謝礼金をもらった。俺はいいと言ったがせめての償いとしてとのことらしい。しばらく首相と話していた。ISでの事だけど。それでも今の時代は女性が偉いと勘違いしてる者が多いらしいと聞く。昨日の事件のおかげで、少しは改善されたほうがいいですよねと言ったらそうだねと言った首相。セシリアとも話した首相はしばらく話してから握手をしてから帰っていった。
「首相と会うのはあまりないですが、緊張しましたわ」
「まあ俺もだけどね。さてと、しばらくしたらセシリアの両親の墓に行くんだったよな?」
「はい。両親に日本での報告と一夏さんを好きになったとの報告を」
と言って俺とセシリアは、それぞれの部屋に向かった。普通のスーツから真っ黒なスーツで、ネクタイも黒。それで、しばらくテレビ見てたらさっきの会談について放送されていた。内容は、織斑氏と首相と密談とかだったけど、そして事件後に二度とこのような事がないように女性は考えを改めるべきだと言ったそうな。
「おまたせいたしましたわ。それとシャルロットさんたちもよろしいでしょうか?」
「ああいいよ。さてと行くか。まだ記者共がいたら殺気を浴びせて解散させてやるけどな」
と言って外に出ようとしたら、記者の気配がいたな。俺が先に出たら、さっそく来たので殺気と覇気を解放。そのあと、真っ先に車に乗って逃げた記者達。誰もいなくなった事を確認すると、殺気と覇気を解除した後オルコット家の車で行った。着いた場所はある墓地があるところだった。そして、セシリアとチェルシーの先導のもと行くとそこには両親の墓があった。
「ここが私の両親のお墓ですわ」
「そうか。まずはセシリアから報告してやんな」
と言って、花束を置いたあと手を合わせて報告をしていた。セシリアの後ろで、俺たちは見守りながら手を合わせてたけ
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