第4巻前編
観光×報告×研究所訪問
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から大丈夫だ。オルコット家の車で行こうかという話になったが目立つと思うのでやめた。
「お待たせ一夏。待った?」
「いや大丈夫だ。早く乗れ」
「では一夏さん。お気をつけて行ってらっしゃいませ。今度は二人だけで参りましょう」
「ああ、セシリアも仕事頑張ってくれ。ではな」
と言ってから、発進した。オルコット家から大英博物館までは少し時間がかかったが、到着した。降りた後に、皆で中に入ったが飾ってあるのは約800万点であるから全ては見れなかった。イギリス出身のアリスとシェリーに先導されて特に重要な物を見て回った。特に俺はエジプトについては興味があったのでな。猫のミイラとか、リアルすぎだろうと思った。古代エジプトのミイラもすごかったが、やはりロゼッタストーンかな。なんか神秘的で感じたけど。見て回っただけで、数時間は経ってた。外に出た俺達は、近くにレストランがないか聞いたらこの近くにあるそうなので、車はここに置いてから食べに行った。食べた後に、ロンドン塔やタワーブリッジとかイギリスの建物に行っては、デジカメで写真を撮った。セシリアの仕事が終わるまでは数日くらい経った。チェルシーに聞くとオルコット家での溜まった職務に、旧友の親交とかがあるとか。他にもあるが、それは俺と一緒のことなのでな。そして仕事が終わったとのチェルシーから電話が来たときは俺たちは、ストーンヘンジにいた。どうやって来たかは、車で来たが俺のは空を飛べる物なのでロンドンから西に約200kmのイギリス南部・ソールズベリーから北西に13km程にあるところだがな。
俺とセシリアは、今イギリス政府の上層部と会うためにあるホテルにいた。本来なら国家代表候補生であるセシリアは、他の代表候補生と一緒に報告するのだがセシリアは表は国家代表候補生で裏は国連軍所属。イギリス政府は、この事を知っているのは上層部の者で、記憶共有者でしか知らない事。なので今は俺とセシリアで来ている。しばらくすると来たので、俺達は座ったまんまだけど。
「お久しぶりですね、織斑様」
「いくらここが、個室でもそれはないんじゃないの?アーサー管理官」
「いえいえ。あなたは軍の司令官でこちらはイギリス政府の上層部の一人っていうことですよ」
「まあいいや。セシリアあれを」
と言って、セシリアはある書類を出す。日本でやってきた代表候補生としての報告書だ。しかも日本語で書かれているから、俺にはわかるもの。本来なら英語だが、これは軍属であるセシリアが今まで活躍したことを書かれている。上層部以外の者が、見られては困る物だからだ。今は各国は日本語で喋れるが、筆記体は英語とかである。
「なるほど。これは他の者には見られては困る物だよ。日本語への指示は織斑様かな」
「まあな。別に見ても構わない物かもし
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