第4巻前編
自由時間×日本側から電話
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だが、ISについての説明を考えなければならない。今現在各国がやっと第3世代の実験機として作っては、代表候補生とかでデータ採りをするんだと思うが、軍属になってしまったので。データは見せられないが実戦での目視なら大丈夫だろうと、司令や研究員との打ち合わせで言う事を頭に叩き込んだ。
「チェルシー、飲み物をもらいたいが何があるかな?」
「各国のドリンクを用意させておりますが、お茶にしますか?一夏様」
「うーん。ここはリンゴジュースで頼む」
「承知しました。一夏様」
紙コップで渡されたジュースを机に置いてから、飲んだ。やっぱうまいなと思ってると、またケータイからのメールだった。今度は誰だと思って見ると箒からだった、部屋に行ってもいないからどこに行ったのだと。鈴と一緒になって探していると。なので、嘘はいけないので正直になってメールを打った。セシリアとシャルとイギリス・フランス・ドイツに行くことを。送信したら、電話がかかってきた。しかも、送信してから数分も経っていなかった。はええなおい。
「セシリア、電話ってOKだっけ?」
「普通の航空機だとダメですが、今乗ってるのは自家用ジェットですから大丈夫でしてよ。お相手は誰ですの?」
「さっきメールが来てな。箒と鈴が俺を探してるから今どこにいる?と来たから正直に答えたんだ。嘘はいけないからな」
「ということは、女の嫉妬って奴かな。あははは」
「うむ。ということで出る。もしもし?」
『一夏!セシリアとシャルロットと一緒に海外に行くとはどういうことだ!?』
『そうよ!なんで言わなかったのよ!!!』
うわー、おそらく大声で言ったのであろうな。セシリアやシャルにもダダ漏れだぜ。全く困ったことだな。
「あのなぁ、これはお遊びで海外に行ってるわけではないんだぞ。これはお仕事で行ってるわけだ」
『一夏!!!仕事とか言って、ホントはセシリアたちと旅行ではないだろうな!!!』
「んなわけねえだろう。もしただの観光で行くんだったらお前らも連れて行ってただろうな。だがな、これは軍属に関しての仕事なんでな。お前ら二人が口を突っ込むところではない。お前らはISを持ってるがただの学生だろう。俺たちは軍属なのだ、そこを理解してから電話して来い」
『じゃあ、イギリスとフランスに行くのは分かったけど、行く理由がないはずのドイツに行く理由は何かしら?』
「ああそれ。ただの軍同士の交流会だ。あと黒ウサギ部隊も見たいからな」
『本当だろうな?あとでラウラに聞くけど嘘だったら承知しないぞ!!!』
そういえばラウラはまだ日本にいたな。俺たちに合せるために、まだいたんだった。まあ、大丈夫だろう。
「ドイツに行く理由はラウラにでも聞け。こっちはイギリスに
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