第3巻
福音戦
[3/7]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
ネルギーは確保されたとしても、あの連射攻撃はひとたまりものではない。墜落した箒を簪が何とか抱えてからの撤退をした。鈴もラウラも撤退をしようにも、福音が追ってくるがその場で停止したのをチャンスで一気に加速した。
一方俺達は、旅館に戻っていた。様子見をしてたら、ラウラからの通信を聞いてから空間切断で旅館の俺の部屋にいた。その場でISを解除してから、風花の間である作戦司令室に行った。ちょうど千冬が撤退命令をしていた。
「失礼するぞ、その顔だと作戦失敗したようだな」
「・・・・ああ、密漁船がいたらしいがどういう事だ?空域と海域は封鎖したはずなのに」
「あああれ?篠ノ之達を試しただけの事だ。あの状況になってどうなるかを溜めしたくてな、今頃密漁船は確保されたはずだ。俺の言う通りにすればこのような事はなかったはずだ。どうやら箒は、犯罪者を構う程の余裕はなかったようだが」
「隊長、我々で行きましょう。実戦の見本として行くべきです」
「今は待機だ、夜になると暗闇で動きづらくなる。朝になるまで俺の部屋で待機する」
と言って俺以外の隊の者は、今いる部屋を出た。オーナー室である俺の部屋に行ったのであろうな。俺は部屋を出て砂浜に向かった、砂浜にはIS学園の医療班が待機している。そのとき、加速してきた簪が来た。砂浜に不時着したと同時に、箒は自力で立ち上がった。ISを装着していたがな、そのあとに鈴とラウラが到着した。ISを解除した後、一応四人とも怪我がないか検査するために、医療班と共に行った。特にエネルギー切れを起こした箒は直撃を受けたはずだしな、四人とも医療班と旅館に入ったあと俺はケータイで隊の者と連絡をした。
「俺だ、現在福音はどうしてる?」
『隊長、現在福音はその場で停止しステルスモードに入った模様。ですが光学迷彩をしていないので、すぐに発見しましたがどうしましょうか?』
「朝になるまで全員待機。明るくなったら旅館にいる俺達で福音を倒す」
『了解しました』
と言って電話を切った俺は、旅館にいきオーナー室に行った。オーナー室では、六人とも寝ていた。朝まで待機だからな、今の内に寝て朝に備えるって事だ。俺は俺で寝てから、朝の5時に起きた。そしたら全員起きていて机の上にはおにぎりが置いてあった。おそらく女将さんが置いて行ったのだろう、全員は顔を洗ったり少し早い朝食を食ってたりしてた。
「一夏さん、福音は今どこに?」
「あの場で停止中のようだ、さてそろそろ明るくなるからな。全員行くぞ」
『了解!』
「お前らは砂浜に集まっていろ、俺は千冬がいるとこに行ってくるから」
そう言って俺以外の者は、砂浜に向かい俺は風花の間に行った。扉の前に箒、鈴、ラウラ、簪がいた。どうやら中にいる千冬に許可をもらいに
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ