第3巻
作戦会議
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機体はインフィニットジャスティスをISにしたもので、全身装甲だけど。
「おいおい、敵は超音速飛行してるのにどうやって行ったのだ?」
「ウチが開発した機体だから、超音速飛行からの戦闘は可能だ。戦闘後福音は再び超音速飛行を開始してまもなくこちらに向かってくる」
「一回きりのチャンスとは言えませんが、一撃必殺の攻撃力を持った機体で当たるしか方法はありませんね」
山田先生がそう言う。本来だったら白式の出番だが、ここにいる四名のうち一人は白式を持っている。しかもワンオフ・アビリティーである零落白夜を使える。何か目線を感じたので見たら隊の隊員以外のメンツが俺を見ていた。
「ん?諸君どうした」
「織斑大佐のISなら可能かと」
「まあ行ってやってもいいが、俺と隊の者とセシリアとシャルならできる任務だ」
「質問いいか。オルコットとデュノアのISは超音速飛行などできるはずはないはずだが」
「質問に答えると最早セシリアとシャルのISは別物であり、こちらで改造をしているので問題ないし、先ほど新たなシステムをインストールしたから問題ない。この任務は我々ブラック・シャーク隊のみが行おう。他の専用機持ちは援護してくれれば問題ない」
と言ったら、いきなり底明るい声が聞こえた。何だと思ったら天井から出てきた束だった。
「待った待ーった。その作戦はちょっと待ったなんだよ〜!」
と言って空中で一回転して着地。俺のところに来た。
「いっくんいっくん。もっといい作戦が私の頭の中にナウ・プリティング!」
「・・・・出ていけ」
「聞いて聞いて!ここは断・然!紅椿の出番なんだよっ!」
「一応聞くがその根拠は何だ?」
「紅椿のスペックデータを見てみて!パッケージ何かなくても超高速機動ができるんだよ」
束の言葉に応えるように数枚のディスプレイが俺を囲むようにして現れる。
「紅椿の展開装甲を調整して、ほいほいほいっと。ホラ!これでスピードはばっちり!あっ、展開装甲っていうのはねこの天才束さんが作った第四世代型ISの装備なんだよ」
第四世代型ならこちらでも作ってあるけどな、言ってないけど。
「ちなみに紅椿の展開装甲はより発展したタイプだから、攻撃・防御・機動と用途に応じて切り換えが可能。これぞ第四世代型の目標である即時万能対応機ってやつだね。にゃはは、私が早くも作っちゃったよ。ぶいぶい『パシイィィィィィィイン』いったーい」
「このアホが、誰が早く作っただって?こちらの方が早いんじゃボケ。たった今セシリアとシャルのISも第四世代型だしな、それにうちらの隊は既にISの完成系になっている。欠陥機ではなく完成しているからな」
「えーそんな話聞いてないよ。それより海で暴走っていうのは白騎
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