暁 〜小説投稿サイト〜
インフィニット・ストラトス〜黒衣の創造神〜
第3巻
作戦会議
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「では、現状を説明する前に織斑はどこ行ったのだ?」

「俺ならここだ」

俺は扉を開けたら千冬たちはこちらを見た。今の格好は軍服を着てるからだ、俺は千冬の立ち位置に行って俺が連れてきた四名はセシリアとシャルがいるところに座った。

「織斑。その格好はなんだ?」

「言ったはずだろう?ここら辺は国連軍が管轄してるとこだとな。それとそこの四名は俺の隊の者たちだ。説明は俺に任せな、あとこの格好をしてる間は織斑大佐と呼べ」

と説明したのか千冬は立ち位置を交代したかのように、俺は立った。

「では現状を説明しよう、二時間前にハワイ沖で試験稼働にあったアメリカとイスラエル共同開発の第三世代型の軍用IS『銀の福音』が制御下を離れて暴走。監視空域から離脱したとの連絡があった。ちなみにこの情報は国連軍情報だ」

俺の話を聞いたら全員、厳しい顔つきになっていた。そりゃそうだけど、箒はいきなり専用機持ちになったから分からんが、ここにいる専用機持ちは国家代表候補生だし。こういう訓練はしているだろうな。特にラウラは真剣な眼差しがしていたけど。

「その後、衛星による追跡の結果、福音はここから二キロ先の空域を通過するのが分かった。時間にしては五十分後、我らブラック・シャーク隊が対処する事となった」

「本来なら学園上層部からの通達で、我々がやるはずだったがな」

「ブラック・シャーク隊は、一時間半前から空域と海域を封鎖している。ISとMSで封鎖済みだ。そしてそこにいる四名は我が隊の中で近接戦闘が得意な者たちだ、左からマリア、ミーア、ルナ、ソフィアだ」

俺が言ったメンツを紹介させる、するとケータイから連絡が来た。メールだが、封鎖は完了したみたいだ。

「では作戦会議を始めようか」

「織斑大佐、目標ISの詳細なスペックデータを要求します」

「分かった。これは我が隊がゲットした詳細データをと」

国連軍からの情報を開示してデータを見せた。これは本来なら二か国の最重要軍事機密だけどな。

「広域殲滅を目的とした特殊射撃型・・・・私と織斑大佐のと同じくオールレンジ攻撃を行えるようですね」

「攻撃と機動の両方を特化した機体ね。厄介だわ。しかもスペック上ではあたしの甲龍を上回ってるから、向こうのが有利・・・・」

「この特殊武装っていうのが気になるけど、さっき織斑大佐からインストールしてもらったシステムを使えば何とかなるかも」

「しかも、このデータでは格闘性能が未知数だ。持っているスキルもわからん。偵察は行えないんでしょうか?」

上からセシリア、鈴、シャル、ラウラだ。真剣に意見を交わしてるがね。

「既に偵察はした、これが格闘戦でのデータだ」

俺は先ほど偵察した隊員から送られてきたデータを見せる。
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