暁 〜小説投稿サイト〜
インフィニット・ストラトス〜黒衣の創造神〜
第3巻
臨海学校二日目
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ゃんが!」

「そこ強く強調すんな、束」

「まあまあいいじゃないか、いっくん。はい、フィッティング終了〜。超速いね。いっくんも終わったみたいだね」

まあなと思って俺も終わらせてケーブルを引っこ抜いた。ちなみにIS『紅椿』は、あらかじめデータを入っていたから形態変化はしない。

「あとは自動処理に任せてっと、いっくん。いっくんのIS見せて。私いっくんのISに興味津々だよ」

「断る。例え調べようとしてもプロテクトかかってるから駄目だ」

「ぶう、いっくんのケチ。とか言って見せてくれるんでしょ?」

「はいはい見せますよー。来い!黒鐵ISモード!」

俺はISを展開したので、さっそくケーブルさそうとしてもさせるところがない。どう差そうとしてもどこにもないのか、諦めたようなので解除した。

「こっちは終わらないのですか?」

「んー、もう終わるよー。はい三分経った〜。ところでいっくん、なんでIS名言ったあとにモード名言うの?」

「それより紅椿は第四世代なんだろう」

「第四世代!?」

「各国が未だ第三世代機の実験段階のはずなのに」

「そうだよー、ちなみにいっくんのISは何世代なの?それだけは知りたいな」

とか言ってきた。まあいうことは一つだが。

「俺のより箒を無視するな、なんか言ってるぞ」

「そうです、もう終わったのなら飛んでもいいのでは」

「そうだね〜、んじゃ、試運転もかねて飛んでみてよ。箒ちゃんのイメージ通りに動くはずだよ」

紅椿が飛んで行った。そのとき俺のケータイが鳴ったので出たら国連軍ブラック・シャーク隊からだった。俺は岩陰から電話を出た。

「どうした?」

『ハワイ沖に試験稼働していたISが暴走をしたようで』

「なるほど、ではただちに俺らの出番だな。それと空域と海域を封鎖したあと偵察を派遣しろ。一個小隊を準備させろ、空間切断でこちらに来させよう」

『すでに準備済みですのでいつでも、それに軍服着せてますので。あと偵察はすでにさせました。近接格闘戦のデータを送りますので』

「では、今から来させよう。偵察ご苦労、またかける」

と言ってから空間切断で四名を呼んだ。マリア、ミーア、ルナ、ソフィアが軍服姿で現れた。そしたらちょうど山田先生がこちらに来て何やら話してた。

「特命任務レベルA、現時刻より対策をはじめられたし、専用機持ち。テストは終了だ。織斑、オルコット、デュノア、ボーデヴィッヒ、凰!。それと篠ノ之も来い」

「はい!」

俺は既に旅館の方に戻って、オーナー室にいた。量子変換機で軍服に着替えて、旅館の一番奥の設けられた宴会用の大座敷・風花の間に行った。マリア、ミーア、ルナ、ソフィアを連れて。
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