第2巻
対戦のあと×風呂
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きながら走って行く様子を見た、セシリアとシャルは。
「一夏さん、トーナメントの優勝者は一夏さんと交際できるということでしたの」
「噂で聞いたけど、まさか本当だったとはね。一夏、あそこに箒がいるけど大丈夫かな?」
とそこにいたのは魂が抜けかかっていた箒だった。ひとまず、俺は箒のそばに行く。
「そういえば箒、先月の約束だが・・・」
「ぴくっ」
反応したから生きてたな。
「約束だが断っておく、それに俺とお前の歳を考えてみろ」
と言ってから席に戻った、箒は固まっていたがすぐに復活し俯いたまま部屋に戻って行った。
「一夏、あれでよかったの?」
「いいんだ、あれで。それに俺には既に好きな人がいることはお前ら知ってるだろう」
「確かにそうですが、私たちも負けられませんわよ」
俺は言うことを言って食器を片づけて、飲み物を飲んでいた。そこへ来たのは山田先生だった、ハリセンの後遺症なのかたまに頭をさすっていた。
「あ、織斑さん。ここにいましたか」
「それよりどうしましたか?」
「織斑さんに朗報です、今日から男性の大浴場使用が解禁です!」
「あれ、それは来月になるはずでしたよね」
「それがですね。今日は大浴場のボイラー点検があったので、もともと生徒たちが使えない日なんです。でも点検自体はもう終わったので、それなら男性である織斑さんに使ってもらおうって計らいなんですよ」
そういうことか、この疲れは風呂でしっかりと取りたいと思っていたがちょうどいい。なんか俺が出場するとトラブルが続くが、まあいいか。
「ありがとうございます、山田先生」
と思ったらいいことを考えた、落胆した生徒を元気づけるためにも。俺は山田先生に、小声で言ったら赤くした。
「そ、それはダメですよ。いくら織斑さんが男性であっても一緒に入りたい生徒なんて」
「先生、ここにいましてよ。あとシャルロットさんも」
「え、えっと。ダメなものはダメですよ!『さっき個人端末に俺と一緒に風呂入りたい奴はいるか?いる奴は食堂に集合と書いておいた』え?」
そしたら少人数だったが、来た女子たち。ほとんどが一年だったけど、しかも着替えを持っている。あと女性教師もいた、その中には千冬もいた。
「お、織斑先生。ダメですよね、これは」
「本来ならダメだが、もう集まってしまったから諦めるしかないぞ山田先生」
「で、ですよね。アハハハ。はあ」
ため息が出た山田先生、セシリアとシャルは着替えを持ってきていた。準備速いなと思って大浴場に行った、ちなみに女子たちにはこう言ってある。
「女の裸は見慣れてる」
とね、俺は奥に行って量子変換機で制服から裸になりタオルを腰に巻いた。かごには量
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