第6話 二人の鬼、新たな生活を送る
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!?今時、あんな可愛くしかもうちのクラスの女子共には無い何かがある あんな可愛い子がうちのクラスに来るなんてマジかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」いはって………セリフを最後まで言うことすら出来ない私って一体…?」
クラスの男子たちは千鶴の容姿にハイテンションになり、暴走気味になりつつあった。だがこの中で一番のインパクトを受けているのは上条だった
「ゆ、雪村?」
千鶴も此処で上条を気付き、何気ない一言を言い放つ
「あ、当麻君!あの時はどうもありがとう!」
と千鶴のお日様のごとく暖かい笑顔で顔を少々赤くする上条だが、それ以上にクラスメイト全員が怒り心頭になり怒り爆発十秒前に入ろうとしていた
「「「「「「「「「「……かぁぁみぃぃじょぉぉぉぉっっ!!!」」」」」」」」」」
「え? なに? どうした皆?何でこっち見るんだ?つーかその赤いシミが付いた釘付きのバットは何処から持ってきた!?」
「「「「「「「「「「ふざけんなリア充がぁぁっ!!!」」」」」」」」」」
「ぎゃあああああああっ!不幸ぉぉだぁぁぁああああああああああああっっ!!!」
これもまた一つの日常風景になっていた。
「はいはーい!いつもの恒例行事が終わった所で雪村ちゃんは姫神ちゃんの隣の席に座ってください」
「はい、わかりました」
と小萌は何事もないように千鶴に席を座る様に指示を出した所で
「ちょっと待ったぁっ!!いつもの恒例行事って何!?なんで小萌先生はそんな何事も無かったかのように流してるの!?何でそんな冷静なんですか!?なんで先生はそんなアッサリとスルーするの!?」
「なにを言ってるんですか?上条ちゃんにとってはいつもの事じゃないですか?」
「………え?」
「いつも女の子絡みの厄介事を抱え込んでいるので、先生すっかりなれちゃいましたよー」
「ちょっ!?俺はそんな……っ」
と、上条は何とか弁明を喋ろうとするが小萌はニコニコと慈母の如く優しい笑みを浮かべながらトドメを刺した
「上条ちゃん、モテモテですねー」
話を聞いてくれないと上条は心の中で呟き、両手と両膝を床に着けてorzのポーズになりこの一言
「ふ、ふこ「上条ちゃん?世の中には女の子にもてないヤロー共だっているんですから不幸とは言えないですよー?むしろソコはご褒美と見るべきじゃないですかー?」う……だー…」
上条のいつものセリフすら遮られ、上条と年齢イコール彼女がいない歴の男子生徒の心に大きな傷を負ったのは言うまでもない
「それじゃぁ、雪村ちゃんの紹介が終わった所で次はこのクラスの副担任を紹介しますよー」
―――副担任?―――
クラスのみんなは頭に?マークを浮かべていた。こんな
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