第2巻
転校生×起動から歩行そしてお姫様抱っこ
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ぞ?」
なんか小声で言った千冬。言ったら言ったで鈴はやる気を出した。一方セシリアはいつも通りだった。
「ここはイギリス代表候補生である私の出番ですわね」
「まあ、実力の違いを見せるいい機会よね!専用機持ちの!」
おそらく俺にいいところを見せられるぞとか言ったんだろうな。
「それでお相手はどちらにですか?」
「セシリアとやってもいいけど」
「慌てるなバカども。対戦相手は・・・」
ん?音が聞こえるな。上空を見るとなんか落ちてくる音みたいだった。
「あああーっ!どいてください〜っ!」
あれは山田先生だ、しかも俺に向かって落ちてくる。周辺生徒は既に避難してたので、俺はしょうがないと思って量産されたブルー・ティアーズを展開した。落ちてくるはずの山田先生を首根っこ掴んで静止した、ちなみに顔は隠してる。
「大丈夫ですか?山田先生?」
「あ、はい。ありがとうございます。それよりそのISは」
山田先生を降ろして、セシリアの隣に行った。そして女子どもはなぜブルー・ティアーズを装着してるのか疑問を感じていた。
「ん?ああ、そういうことか。こいつは量産機のブルー・ティアーズだが」
『え、ええええええええええええええええええええええええええ!』
俺の発言に驚いた女子たち、それはそうか。ブルー・ティアーズはイギリスのものと思われているが、量産機のは独自で開発している。
「山田先生はたしか元代表候補生でしたよね?なぜ地面に激突寸前なのは操縦ミスでは?」
「あ、はい。昔のことですけど。それに候補生止まりでしたし」
千冬はなぜ量産されてるのか考えていたが、すぐに考えるのをやめた。
「さて、小娘ども。さっさと始めるぞ」
「あの二体一でですか。さすがそれは」
「安心しろ。今のお前たちならすぐ負ける」
負けると言われたのが気に障ったのか特に鈴は瞳に闘志を滾らせていた。セシリアはいつも通りだったけど。
「では、はじめ!」
号令と同時にセシリアと鈴が飛翔する。それを目で確認してから、山田先生も空中にへと躍り出た。
「手加減はしませんでしてよ」
「い、行きます!」
先制攻撃をしたのは鈴だが、すぐに回避された。山田先生はマシンガンで撃ったあと、鈴は衝撃砲で撃つ。セシリアは、ビットで攻撃しながらレールガンを撃つ感じだったがセシリアはまだ本気だしてないな。何せビットはまだ4つだけ、俺がカスタマイズしたときはビットを4つから10個にした。それもドラグーンシステムを入れて、ミサイルを外してレールガンを付けたからだ。で先に落ちたのは鈴だった、どうやらグレネードランチャーをくらったようだった。
「ほう、オルコットはなかなかやるな。だがビットを動か
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