第2巻
転校生×起動から歩行そしてお姫様抱っこ
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は織斑先生と呼べ」
「了解しました」
そう答えるとラウラといったな、ラウラは手を真横につけて足をかかとで合わせて背筋を伸ばしてる。どう見ても軍人だな、俺もだけど。千冬を『教官』と呼んでるで間違いなくドイツだな。俺が転校=国連軍に入った時に、千冬はドイツで軍隊教官として1年働いたとメールで読んだ。
「ラウラ・ボーデヴィッヒだ」
「・・・・・・・・・・・・」
クラスメイト達は沈黙した、次に聞く言葉を聞きたいがあいにくまた無言になってしまった。
「あ、あの、以上・・・ですか?」
「以上だ」
山田先生ができる限りの笑顔で聞くが、返ってきたのは無慈悲な即答だけだった。あーあ、山田先生泣きそうだぞ。と俺と目があった。
「!貴様が」
なんだ?こちらに来たと思ったら平手で殴ろうとしたので、即手首を掴んだ。
「くっ、離せ!貴様」
「離したらまた平手打ちするつもりだろう、それに俺の歳と君の歳では差があるけどな」
「私は認めない。貴様があの人の弟であるなど、認めるものか」
「正しく言うと俺は千冬の兄になっている、そこだけは勘違いするな。小娘」
「なっ!」
驚いたあと、手首を離したら空いてる席に向かった。腕を組んで目を閉じ、微動だにしなくなる。
「あー・・・・ゴホンゴホン!ではHRを終わる。各人はすぐに着替えて第二グラウンドに集合。今日は二組と合同でIS模擬戦闘を行う。解散」
ぱんぱんと手を叩いて千冬が行動を促す。俺はセシリアのとこに向かい、シャルの事を任せたと。そのあと教室を出た、女子の着替えを見る趣味はないからな。先に第二グラウンドに行った、制服から戦闘服に着替えたけど。しばらく待つと女子たちが出てきたので、俺は一組の方に行き並んだ。隣はセシリアだったけど。
「相変わらずお早いのですね」
「まあな、いつも一番になってしまうが」
「なんであんたは早いのよ」
ん?後ろから声がかかったから向くと鈴がいた。相変わらず俺の事をあんた呼ばわりされてるがもう慣れた。
「そりゃ男は着替えるのは早いさ、と言っても俺はスーツではなくいつもの服だけどな」
と静かにしてると織斑先生が来た、相変わらず実習のときは白いジャージを着ている。
「では、本日から格闘及び射撃を含む実戦訓練を開始する」
「はい!」
相変わらず元気な声で。俺は無言だけど。
「今日は戦闘を実演してもらおう。ちょうどいいしな、オルコット!凰!」
セシリアと鈴か。なんとなくだが専用機持ちだからなのだろうな。
「専用機持ちはすぐに始められるからな、前へ出ろ」
「だからってどうしてあたしなのよ」
「お前ら少しはやる気を出せ。アイツにいいところを見せられる
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