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Fate/staynight/the/crossovermoment
無茶苦茶英霊と無茶苦茶主人?
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可能に近いが、、、奴を狂った英霊を倒す」
「倒せるの?」
「可能性は存在する」
奴が何者なのか判断出来れば勝ち目も僅かながら出てくる。
だが、奴の正体が見抜けない限り勝利は有り得ない。
見た目、最初目撃した時は黒いマントで覆われ中身は確認出来ず。武器、鎖鎌と思われる宝具。
情報が少なすぎる。確定的な情報は現在、解っていない。
現在の見た目は化け物としか言えない位に変化していて余計に正体は解らない。
「ゲギギガガギガゲガガガガガ」
狂った英霊は鎖鎌を振り回す。
振り回されている宝具らしき武器は空を描く度に巨大な風を靡かせる。
最初はそよ風程度、段々と風は巨大化、現在の風は小さなハリケーン並か?
「ギギガアアアアアアアアア!」
狂った英霊はハンマー投げの容量で回転した鎖鎌をアーチャーに向け投げた。
「アーチャー!!」
風を纏う鎖鎌は物凄いスピードでアーチャーに迫る。
だが、アーチャーは避けない。
「ウォーーーー!!」
受け止めた。
短い二刀で暴風を纏う鎖鎌を受け止めたのだ。
先程の壊れた二刀より強化された剣で受け止め弾こうと試みるが流石にデカすぎる。
「アーチャー!!」
マスターの悲鳴がアーチャーの耳に届く。
心配しているのか表情は今もにも泣きそうだ。
ギシギシと二刀が軋む音がマスターの声を遮り何を言っているのか解らない。
だが、あのマスターの事だ。意外に絶対に勝ちなさいとか言ってそうだ。
「限界か、、、、、、」
防御に適した宝具なら受け止め弾いただろうが今の現状では不可能だ。
投影魔法で創り出した2本の剣は徐々に綻び形状が変化する。
刀の耐久地は限界に近いが刀が限界を超え形状を保っている異様な事態を祈る。
「どけるニャ!!」
場違いな声がアーチャーの耳に響いた。
「聖剣 マスターブレードニャ!!」
場違いな声の主はレイピア状の剣を構え叫んだ。
急に出現、急な叫び。アーチャーの脳内は困惑するが事態は更に困惑していた。
「遠距離戦が得意なアーチャーが近距離戦で騎士に勝てる訳ないニャ。
この状況は私の手を貸すニャ〜〜〜〜〜〜」
急に出現した猫はアーチャーが受け止めていた鎖鎌を安安と受け止めていた。
余裕の表情に圧倒的な力の差を頷かせる技量、間違いなく自分以上に強く賢い。
「何者だ?」
「意外に冷静、、、流石、アーチャーニャ」
「状況が状況だからな」
「私の自己紹介は後ニャ。
今はコイツを抑えるニャ!」
猫はアーチャーが防ぐのに苦労した鎖鎌を普通に弾いた。
弾かれた硬直で狂った英霊は体制を崩し隙が生まれ動きが止まる。
その隙を逃さない。
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