第1巻
初陣×インタビュー×転校生
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くらいは気になるさ、クラス対抗戦で秒殺されないよう願いたいくらいだ」
クラス対抗戦とはそのままの意味でクラス代表同士によるリーグマッチらしい。本格的なIS学習が始まる前の、実力を知るためのイベント。なぜか知らんがやる気を出させるために、一位クラスには優勝賞品として学食デザート半年フリーパスが配られるとかな。どおりで女子たちが燃えてるのか。
「織斑さん頑張ってね!フリーパスのために」
「今のところ専用機持ちは一組と四組だけらしいから」
「その情報、古いよ」
ん?教室の入り口に立っているツインテールの女子がいた。
「二組も専用機持ちがクラス代表になったの。そう簡単には優勝できないから」
誰だあいつ。どっかで見たことあるな。
「あなたは確か二組の」
「そう、中国代表候補生、凰鈴音。今日は宣戦布告に来たんだけど、織斑一夏はいる?」
俺は立ち上がって鳳の前に立った、一応ハリセンを持ってな。凰は、俺を見て誰?って顔になっていた。
「俺が一組代表の織斑一夏だ、久しぶりだな鈴」
「はっ?何嘘言ってるのよ!あんたなわけないでしょ、というかあんた誰よ!」
俺はむかついたのでハリセンで叩いた。敬語を使え敬語を。叩いたら倒れたので、クラスメイトはご愁傷様とかいってたな。
「痛ったいわねー、何すんのよアンタは!」
俺は頭を掴んだ、所謂アイアンクローだ。ちょっと力を入れると何かわめいてるが気にしないでおこう。とそこに織斑先生がきたので、俺は廊下に出て二組のところまで行き放り投げた。
「織斑、そこで何してる?」
「二組の凰が、俺を織斑一夏と信用しない上にタメ口で聞かれたので、ハリセンとアイアンクローをしてきた。で、織斑先生が来たので二組に放り込みました」
「ほう確かにな。席に座れ」
俺は席に座ろうとしたらクラスメイト達に聞かれたが席に戻った、代わりに織斑先生が出席簿が火を噴いた。
「座れ、馬鹿ども」
ばしんばしんと音が鳴り、席に座るクラスメイト達。そして授業が終わり、昼食に行こうとセシリアと箒を誘い行ってみると、券売機の前に凰がいた。
「待ってたわよ一夏」
「邪魔だ、どけ小娘」
俺は前に立っていた凰を退かして券を買った、箒はきつねうどんでセシリアはスパゲッティ。俺は大盛りそばを。券を買って、昼食を持ち席に向かった。俺は空いてる席を見つけると席に座ったが凰が座ってきた。
「あんた、本当に一夏なの?」
「俺は織斑一夏で織斑先生より一個上だ、久しぶりだな、鈴」
「やっぱり一夏なのね。アイアンクローされたとき思い出したわ、千冬さんにもアイアンクローくらったときがあったから」
それはそうだろな、千冬のアイアンクローを受け継いでいるし
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