第1巻
授業×力の差
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はしてませんよね。わ、わからないですね。この例え。あは、ははは」
「いえ、自分の下着だと思えば納得しますので別に赤くならなくてもいいですよ。それにここは女子高ですからね」
と俺が言ったら赤くなるのをやめて冷静になった先生は解説を続けた。
「そ、それともう一つ大事なことは、ISにも意識に似たようなものがあり、お互いの対話・・・・・つ、つまり一緒に過ごした時間で分かり合うというか、ええと、操縦時間に比例して、ISも操縦者側の特性を理解しようとします」
たしかにな。俺は鍛錬でやっているが必ずしも裏切らないからな。努力によってISも進化するみたいな感じかな。
「それによって相互的に理解し、より性能を引き出せることになるわけです。ISは道具ではなく、あくまでパートナーとして認識してください」
すかさず、女子が挙手する。
「先生ー、それって彼氏彼女のような感じですかー?」
「そっ、それは、その・・・・どうでしょう。私には経験がないのでわかりませんが・・・・・」
「ようするに相棒ってことですよね、マスター?」
「ああ、そうだよアン。それよりあの先生は大丈夫なのか?」
とここでチャイムが鳴ったので授業終了した。
「あっ、えっと、次の時間では空中におけるIS基本制動をやりますからね」
ここIS学園では実技と特別科目以外は基本担任が全部の授業を持つらしい。休み時間十五分のためにいちいち職員室まで戻らないといけない先生たちは、何というかご苦労な事である。と俺が復習してノートを見ているとセシリアが来た。箒はトイレかな?
「先ほどの例えはわからないですわよね。女子ならわかりますけど」
「まあ、しょうがないさ。ここにいる男子は俺だけであとは全員女子だしな」
「そういえばクラス代表戦の準備はできてますの?」
「ああ、朝と夜の鍛錬は欠かさずやっているから問題はない。セシリアは?」
「私も問題ありませんけどあの子にはご注意くださいませ」
「アレクサンドラの事か?訓練機でやるらしいが俺には問題ないよ」
とここでチャイムが鳴ったので自分の席に戻ったセシリア。次はいよいよ代表戦だ。
「ところで織斑、お前のISだが準備まで時間がかかる」
「は?」
「予備機がない。だから、少し待て。学園で専用機を用意するそうだ」
俺がまだ固まっていると女子たちは教室中がざわめいた。そりゃあそうだろうよ、こんな時期に専用機を渡されるということは政府から支援が出てるってことだ。だが俺は、専用機を持ってるので言った。
「織斑先生、それ断らせていただく。俺には既に専用機を持っている」
「それは知っている。だが貴様のISは・・・・・」
「強力すぎると?それに俺は日本国
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