第1巻
入寮
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家は30分前に出て現在車に乗っていた。荷物と私物と重火器系と神姫を持って行った。アン・アイネス・レーネは助手席に座っていて、ハロはトランクの中に入れている。本来ならもう少しゆっくりめだけど昨日きた電話があって急遽入寮することになったので、家から荷物をトランクに積んで今IS学園に向かってる。
「もう少しで学園ですねマスター」
「ああ、そうだな。皆に見せたらやばいから俺の胸ポケットにいてくれよ。最悪奪取されるかもしれないかもな」
「そんなに危険ならボクはマスターに従うよ」
「そうしてくれると助かるよ」
「じゃあ、奪取されそうになったら光学迷彩アーマーを着ているので安心ですねマスター」
「ああ、そうしてくれ。もうすぐ着くぞ」
車を駐車場に停めると神姫達は胸ポケットに入れた。トランクを出して職員室へ向かった。そして千冬姉いや織斑先生の所へ行った。
「失礼します。織斑先生はいますか?」
「おっ、織斑来たか。これが鍵だ。なくすなよ。あとアン達も久しぶりだな」
『お久しぶりです千冬さん』
鍵を受け取ったあと織斑先生が胸ポケットにいた神姫たちに挨拶した。もうすぐ一時間目が始まるので荷物を持って教室へ向かった。無論織斑先生も一緒だ。そして教室へ入ったあと皆にオハヨーって言ったあと一番後ろの席に座った。トランクは席の隣に置いた。急遽入寮したのは訳がある。
IS学園は全寮制で生徒は全て寮で生活を送ることが義務付けられている。これは将来有望なIS操縦者たちを保護するという目的もあるらしい。確かに未来の国防が関わっているとなると、学生の頃からあれこれ勧誘しようとする国がいてもおかしくない。実際どこの国も優秀な操縦者の勧誘に必死なようだ。あと政府特命で寮に入れるのが最優先らしい。しばらくは相部屋になるが一か月経てば一人部屋になると聞いたな。あと大浴場は無理だな。しばらくは自室のシャワーだな。おっと授業が始まったので授業に集中した。まだまだ座学だったが復習みたいにやっていた。そしてお昼になった。俺は食堂に行こうとしたら箒とセシリアが来たので一緒に行った。俺は大盛りのスパゲッティ―を頼んだ。箒は和食でセシリアは俺と同じパスタだった。
「ところで一夏さん、胸ポケットに入ってる人形はなんですか?」
「ああ。それは私も気になったぞ。それは何なんだ?」
「あとで教えるよ。それより今は座学の復習しないとな」
「あと一夏さんは寮はどうなりましたか?机の隣にトランクがありましたけど」
「今日から入寮することになったよ、しばらくは相部屋だけどな」
「相部屋だと。男女七歳にして同衾せず!だぞ。誰が決めたんだ?」
「織斑先生だからな、歯向かう事ができたら今やってるさ」
俺は食べながらケータイ
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