第0巻
時が経って誘拐事件×ブラックシャーク隊の1日
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このまま国連軍第00独立特殊機動部隊ブラック・シャーク隊に入隊されてはどうでしょうか?その方が安全でありますが、どうでしょうか?」
「一夏を?しかしまだ中学2年だぞ、子供を入隊させたらどうなるかは分からんが。私としては、恐らくドイツ軍で教官をやると思うから預かってもいいと思うが。一夏、お前はどう思う?」
「うーん、いいと思うよ。友達とは離れ離れになるけど、俺には神姫やハロがいるから大丈夫だよ。それに劉零さんとは、知り合いだし安全だから大丈夫だよ」
ドイツ軍の部隊が来たが、既に解決済みだったんで国連軍と共に撤退した。日本に帰ってすぐに、学校へ転校届を出してからトランクを持って家を出た。車で迎えに来てくれたので乗ったが、運転手は副長の劉零。千冬姉は、ドイツ軍のIS教官を務める事になった。
「お久しぶりですね。隊長」
「今の俺はまだ中学のガキだから、隊長って呼ばれる歳じゃないぞ」
「あなたがどんな御姿でも我々の隊長ですよ。皆が待ってますから行きましょうか」
嬉しい事を言ってくれた事もあり、俺は国連軍に入隊しそのまま階級は大佐となった。記憶共有者のお蔭でな。
あれから一年が経ったが、誘拐事件からあっという間だったがこっちに来たら時間がゆっくりとなっていた。ちなみに体は中学三年だが、階級は大佐であって、どんな容姿だとしても歳が十代だとしても第00独立特殊機動部隊ブラック・シャークの大隊長に代わりは無い。ブラック・シャーク隊は、主に二つの部隊に分かれている。
一つ目は、陸軍から選抜したメンバーで全員男性で、銃の扱いからヘリや戦車・車を扱う事が出来る。二つ目はIS部隊であり、千人いた中から二百人に絞って部隊編成をした。それも全員見知った顔がいるので、全員IS適性はAランランクとなっている。ISでの格闘戦や遠距離型のライフルを使って小さい物を撃てる者で、オマケに料理が出来る。陸軍選抜百人、IS部隊二百人の合計三百人の大部隊だ。
俺の仕事は、午前は事務仕事となっていて午後は隊員らとの模擬戦をやる事やIS武器を素手で持ち、相手がISを装着状態での近接格闘戦などだ。国連軍唯一の独立部隊なので、一々上からの命令を聞く事なく行動が出来る。
俺は、本日も朝九時に出勤しデスクワークをしていた。椅子は大人用なので俺の体には合わないが、そこは我慢しながら書類をチェックしていた。何かを承諾時、名前を書いて判子を押すという作業を一時間続けていたところで、副長の劉零が休憩しようとの事で休憩する事になった。
「ふうー、この体でやるのは少々疲れるな。まあ、あと一年我慢すればいい事だが」
「お疲れ様です隊長。お茶をどうぞ」
「ありがとう・・・・ふう日本茶はうまいな。今頃日本はどうなっているのかな」
今俺がいるのはア
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