第0巻
時が経って誘拐事件×ブラックシャーク隊の1日
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ぞ。飛びかかっていたからな」
「マスターのお蔭で助かりましたよ。あと千冬さん、この後の決勝戦頑張って下さいね」
「ありがとうアン。さてそろそろ決勝戦が始まるから、席に戻った方がいいんじゃないか一夏」
時計を見るとそろそろ決勝戦が始まる時間だったので、神姫達をアーマーを着せてから胸ポケットに入れてから楽屋から出た。席に戻ろうとしたら、周辺一帯に黒ずくめの男達に囲まれて一人が俺の口に当てて、そのまま誘拐されたのだった。
目が覚めるとそこは廃屋の中だったが、胸ポケットには神姫もいたのでとりあえず助かった。俺が起きた事で、雑魚共が集まってきた。
「おっ、やっと起きたな。お前の姉であるブリュンヒルデの二冠を阻止する為にお前を誘拐したから、今頃お前の姉はどうしてるかね?」
「決勝戦が始まりますよ。兄貴」
雑魚共はテレビを見ていた。中継画面に映っていたのは不戦勝になっていたので、相手側が優勝していたのだった。
「お前の姉は、お前の為に不戦勝したらしいな。余程お前の事が大切らしいな。はははははは」
その時ドア付近で音が鳴り、ドアが開いたら国連軍の奴らだった。姉ではなく、国連軍第00独立特殊機動部隊ブラック・シャーク隊であり、俺の部下達だったから見知った顔ばかりだ。
「お前達やっちまえ。俺はこいつを人質する」
兄貴柄の奴は、縛ってあった椅子を見たら既に俺はいないが、代りに黒いISが次々に雑魚を倒していく所を見た。峰うちだったらしく、痛そうな声を上げていたので最後の兄貴柄のを斬り倒した。保護された俺を助ける為に、千冬姉が纏った暮桜が到着した。黒いISは、咄嗟に解除して俺の姿になった。
「一夏!?」
ISを纏った状態で抱き合った。
「俺は大丈夫だよ。国連軍の人達に助けてもらったし、黒いISが来てくれたんだよ」
「何、黒いISだと?国連軍か。私はドイツ軍に情報提供されて飛んできたら、既に戦闘は終わっていたらしいな」
千冬姉は、ISを纏ったまま一夏と手を繋ぎ外に出た。外には既に、戦闘終了後だったので地上部隊とIS部隊がいた。こちらを見たら整列して敬礼をし、副隊長がこちらに近づいてきた。
「織斑千冬様ですね。私はこの隊の副長をしています劉零と申します。そこにいる一夏様をマークしていたら、誘拐されたのであとを追ってここに来ました」
「ありがとう。私の弟を助けてくれた事には感謝するが、私はドイツ軍の情報提供で来たのだが、マークしてたとはどう言う事なんだかな?」
「一番は、貴女がブリュンヒルデと呼ばれる御方であり、その弟はいつか狙われると思いマークしていました」
「そうか。とりあえず戻るとするが、私の不戦勝になってしまったからな」
「それと提案があるのですが、一夏様を
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