第0巻
013から014へ×白騎士事件
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いては一切触れておらず白騎士のみ紹介されていた。テレビに夢中になると、気配だけで帰ってきた音がしたので、リビングから玄関に行くと千冬姉と束さんがいた。
「いっくーーーん。ああ、この抱き心地はサイコーだよ」
「束さん、苦しいよ」
「束、一夏が苦しがっているぞ。放してやれ」
ようやく放してくれたが、今度は千冬姉が抱きついてきた。
「ち、千冬姉、どうしたんだよ」
「いや何、やっと帰ってきたんだなと思ってな」
やっと離してくれた千冬姉はソファに座っていたが、相当疲労困憊だったから冷蔵庫から取り出したビールを飲んでいた。
「(そりゃそうだろうな。千冬姉が白騎士だなんて世間が知ったらどうなるんだろうな)」
「いっくん、私はそろそろ行くね。たまに連絡したいからケータイ貸してくれる?」
俺のケータイを束さんに渡し、しばらく経ったら返してもらってから行ってしまった。その後幼馴染である箒が転校になったので、最後のお別れとして緑色のリボンを渡したのだった。
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