9行進曲ーferoce (野性的に激しく・荒々しく)
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しかもダメージ量も微々たるもの。そして配下のドワーフを出してくる。
「いくわよ?」
「ほいほい♪」
僕達はスリュムの出したドワーフ生成…12体程だしてきたのを狩り続ける。僕の周りには4体のドワーフ。
「…。」
僕はまず、大鎌を水平に構え。僕の周りに音符が溢れ出す。
「熱く燃えて吠えろ♪」
そう歌った次の瞬間。ドワーフの後ろから音符のナイフが刺さりドワーフの動きを止める。
「楽しくなってきちゃった?♪」
そしてさらにトドメと言わんばかりに『クイックフール』で周りに囲んでいたドワーフを全て切り刻む。
「…??」
しかしその4体の後ろにドワーフが3体残っている。僕はソードスキル後の膠着で動けないが。
「は!」
その瞬間僕の後方にいるシノンの弓矢による射撃がドワーフを貫いた。
「一つ貸しよ。」
「…ほいよ。」
僕は後ろのシノンに感謝しながらも残りのドワーフを狩る。
すると。
「みんな、防御姿勢!」
僕はそれを聞きとっさに防御姿勢をとったその瞬間。スリュムの口から広範囲のダイヤモンドダストが放たれ。前衛である僕達6人が氷つく。
その後太い雄叫びと共にスリュムが床を踏み、僕達の全身を覆う氷を衝撃波で砕け散りーーー。
視界の端で、みんなのHPが数ミリだということに気づいた。
「パウz…??」
慌ててHPを回復させるため『指揮者』の魔法を使うが、自分のHPしか回復出来ないMPだった。しかも『休符』以外、高速でHPを回復出来る魔法はない。
マズイ…。
そして追い打ちをかける様にスリュムが前進するが。
火矢がスリュムの顎に刺さり盛大に爆発した。…シノンだ。そうするとスリュムはシノンにターゲットを変更した。
「休符♪」
僕は自分のHPを6割まで回復し、シノンのフォローに回る。
「シノン!スノー!タゲ取りを頼む!」
キリトのその言葉を聞き。
「了解♪」
「任せなさい!」
僕達はそう返事をすると。僕はまたもソードスキル『ラバーズスラッシュ』を放ち、確実にダメージを与える。
そして『奇跡の音符』を硬直の瞬間発動しバックジャンプ。そして…。
「弾丸食べてびびっちゃえ♪ジョンはとても慌てん坊♪」
「は!」
そして僕は大鎌を向け、シノンはその瞬間矢を放つ。僕達の必殺技『ラバーズショット』を決める。さっきのシノンの火属性9割、物理1割の『エクスプロード・アロー』の爆発に光の音符の爆発が包み込みスリュムの髭が真っ白に光り、HPをかなりの数奪い去る。
「シノン!粘るよ!」
「了解!」
こうして僕達はスリュムの攻撃を回避→カウンターの辛い時間が始まった。
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