聖杯大戦編
英霊召喚・前半
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ープのない狙撃銃を構えていた。
男の身長が極端に低いせいか狙撃銃が身長とほぼ同じサイズもある。
「サーヴァントアーチャー。真名をシモ・ヘイヘ。聖杯の導きにより参戦した。私のマスターは君かね?」
家に戻りなのはは自室のベッドにいた。
今まで感じたこともないほどの濃厚な殺気をようやく思い出して体が震えるのを抑えられない。
(私、マスターになっちゃったんだ・・・・)
突如参加を余儀なくされた殺し合い。
しかし、彼女の脳裏に思い浮かんでいたのは自分が殺されるかもしれない恐怖ではなく、あの殺気が他の誰かに向けられる恐怖であった。
自分の大切な人があの凶刃の犠牲になるかもしれない。
それを考えた時、彼女の迷いは消えていた。
(決めた。私がみんなを守る・・・・嘱託魔導師としてこんなのほっとけないよ!!)
決意したなのははベッドから飛び起き準備を始める。
「―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――抑止の輪より来たれ、天秤の守り手よ!!」
そして、なのはの目の前にはまるでお姫様のような格好をした女性が立っていた。
フェイト以上に見惚れる美しい金髪に左右の瞳の色が違うオッドアイ。
そしてよく見なければ気付かないが両の腕が生身ではなく鋼鉄製であった。
「サーヴァント、ライダー。契約により参上しました。問います。貴女が私のマスターですか?」
「あ、はい!!高町なのはです!!」
「随分可愛らしいマスターですね・・・私はオリヴィエ・ゼーゲブレヒトです。よろしくね、なのはちゃん!!」
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