第八話 聖戦の始まり
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」
爆発の業火に巻き込まれた間桐に一同は騒然する。
「俺なら大丈夫だ。管制官殿、放送に繋いで下さい。」
すぐさま放送と無線が繋がる。
「皆さん、落ち着いて下さい。14時13分をもって敵大型奇形ミサイルは破壊されました。このような事はこれから連日の様に続くでしょう。しかし今回の様に非常事態宣言が発令された際はどうか落ち着いて放送の指示に従ってください。皆さん、帝都東京は守られました。」
その瞬間ドッと歓声が地上から上がる。そして間桐は業火の炎の中から姿を現した。無線を遥華に繋ぐ。
「戦争が始まった。無数の人を殺す事になる。だけどそれはこの人達のかけがえのない命を守る為だ。ただの自己満足かもしれない。だけどそれが兵器として生まれた俺達のせめてもの行いだ。」
「わかったわ。あと絶対に生きてこの戦争を終わらせましょう。あなただけは失いたくは無いわ。」
「あぁ。遥華も頼むぞ。」
二人はそう言葉を交わし合流すると基地へ向かった。
2099年10月24日、世界聖戦の戦端は開かれた。
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