A's編
決戦・ナハトヴァール
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「はあ、はあ、はあ・・・なのは、フェイト、はやて!!」
「全力全開!!スターライト―――――――!!」
「雷光一閃!!プラズマザンバ――――――!!」
「ごめんな・・・おやすみな・・・・」
はやては一瞬だけ目を閉じる。
「響け終焉の鐘!!ラグナロク!!」
三人の特大の砲撃の準備が完了した。
「「「ブレイカ――――――――――――――――!!」」」
規格外の魔力による砲撃、それも三人分の砲撃にナハトの外郭はあっという間に吹き飛ぶ。
「捕まえた!!」
コアをシャマルが補足する。
「ゲート固定!!封印攻撃の攻撃ルート確保!!」
直ぐにユーノがシャマルの旅の鏡を固定して禊の攻撃のための道を確保する。
これで先ほどの砲撃による魔力の暴風の中でもコアに攻撃を当てられるだろう。
「天より下されし命を聞き、伊弉諾尊と伊邪那美は矛を持ち、混沌とした大地を掻き回す。矛を引き抜くとそこに大地在り。さらば二柱の神々はその島にオノゴロと名付ける」
封杖に莫大な魔力が集まり、槍の形になっていく。
禊はこの術式専用の特別な革手袋を着けて槍を握る。
こうでもしないと手が吹き飛んでしまうためである。
そして禊はシャマルの旅の鏡の中にその槍を投げ込んだ。
『天逆鉾』。
国生みの神話の元となった槍を魔法的に再現した物で神クラスの神格を持つ相手すら封じ込める、最強の対神格封印魔法である。
ゲートを通り、コアに直撃した天逆鉾は周囲の空間ごと結界内に引きずり込み封印した。
『暴走プログラムの反応・・完全に消滅しました・・・』
エイミィの言葉に全員が計画の成功を確信した。
12月24日21:22。
人生で最も長く感じられたクリスマスの夜に全ての事件は幕を閉じた。
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