A's編
決戦・ナハトヴァール
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ヴィータが答える。
「えーっと・・・最初のは難しいと思います。主のない防衛プログラムは魔力の塊みたいなものですから、凍結させてもコアがある限り再生機能は止まりません」
「アルカンシェルも絶対だめだ!!こんなところでアルカンシェルぶっ放したらはやての家まで吹っ飛んじゃうじゃんか!!」
強固に反対するヴィータに驚いたなのはがユーノに聞いてみた。
「そ、そんなに凄いの!?」
「発動地点を中心に百数十キロの範囲の空間を歪曲させながら反応消滅を起こさせる魔導砲って言うと大体わかる?」
「あの!?私も反対!!」
「私も反対です!!」
ユーノの説明になのはとフェイトも大慌てで反対する。
「当り前だ。これは本当に最後の手段。他世界への魔導砲による攻撃なんて最悪戦争に発展しかねない上にアルカンシェルの発動はそれ自体が核攻撃に等しい狂気の沙汰だ。僕も艦長も絶対使いたくないのが本音だよ。これはあくまで最後の手段だ」
『みんな!!暴走開始まで後15分をきったよ!!早く結論出して!!』
アースラでモニターをしていたエイミィが急かす。
「何かないか?」
「生憎だが、あまり役に立てそうもない」
「暴走に立ち会った経験は実は我らにもあまりないのだ」
「そうか」
シグナムとザフィーラがすまなそうに答える。
「・・・・プランCで行こう・・・」
「「「「「「「「!?」」」」」」」」
今まで黙って聞いていた剛が口を開く。
「禊!!」
「はい!!」
封杖を用意する禊。
「ちょっと待て!!プランCとは何だ!?」
慌ててクロノが聞いてくる。
「以前話しただろう?我ら守宮の専売特許は・・・・」
「結界と封印・・・?」
「そうだ。禊の封印結界であの防衛プログラムを空間ごと隔離する。捕えられた暴走体は侵食する物が何もない空間で外部供給ができずにいずれは自滅するだろう」
「っ!!そうか!!」
「でも兄様。あれ程の巨大な質量ともなればいくら私でも・・・」
「ならばあれのコアを露出することができれば・・・・」
「しかし、莫大な魔力による再生ですぐにコアは隠れてしまうぞ!!」
「それならさっきのプランにあった凍結魔法で再生を遅らせられないか?」
「その手があったか!!エイミィ!!すぐにシミュレートを!!」
『ちょっと待って!!どういうことか詳しく教えて!!』
彼らが提案した作戦はこうだ。
まず全員による攻撃によりナハトヴァールの持つ多重障壁を破壊。
次にデュランダルによる広域凍結で暴走体を凍結することで再生を鈍らせる。
そこに大規模砲撃を行うことで肉体を吹き飛ばしてコアを露出。
そこに禊の結界でコアを周りの空間ごと封印すると言った作戦だ。
「実に個人の能力
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