A's編
希望の光
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ってきた。
「ブレイク・・・・」
「ま、まさか!?」
そして先端に魔力が収束していく。
「シューーーーーーーーーーーーート!!」
そして管制ユニットの防御の内側からなのはの砲撃が入った。
まどろみの中にいたはやてだが突然の衝撃に目が覚めた。
「思い出した・・・全部思い出した!!」
夢の中に沈みかけていた意識を引き戻し、今の状況を把握した。
「どうか・・・どうか再びお休みを・・・・我が主・・・・・」
せめて夢の中だけでも幸せを願う管制ユニットは涙ながらにそう懇願した。
「あと何分もしないうちに・・・私は私の呪いで・・あなたを殺してしまいます・・・・せめて心の中だけでも・・夢の中で・・・」
しかし、はやてはそんな管制ユニットの掌に自分の手を重ねる。
「優しい気持ちありがとうな・・・せやけど、それはあかん」
「え?」
「私らみんなよう似とる。ずっと寂しい思い、悲しい思いしてきて、一人やったらできへんことばっかりで・・・そやけど、忘れたらあかん」
「!?」
「あなたのマスターは今は私で・・あなたは私の大事な子や・・・」
「ですが!?ナハトが止まりません!!暴走も、もう・・・・!!」
はやては目を閉じ、闇の書の管理を奪おうと試みる。
「止まって!!」
「うぐ、うがあああああああああ!!」
なのはの砲撃でも無傷だった管制ユニットであったが、突然左手の手甲から現れた蛇のようなものに捉えられて苦しんでいた。
『外で戦っている方!!すみません協力してください!!』
「この声って!!」
「闇の書の主!?」
『この子にとりついている黒い塊を・・・・』
「うがあああああああああああああああああああ!!」
管制ユニットが黒い咆哮をあげる。
「なのは!!フェイト!!」
「「ユーノ(君)!!」」
「融合状態で主が意識を保っているなんて初めての事例だから、正直あきらめていたんだけど・・・・これなら防衛システムを融合騎から切り離せるかもしれない!!」
「本当!?」
「具体的にはどうすれば!?」
「二人の純粋魔力砲でその黒い塊をブッ飛ばして!!全力全壊・・・手加減なしで!!」
その言葉に二人は砲撃の準備に入った。
「「さすがユーノ(君)分かりやすい!!」」
『『全くです』
「中距離殲滅コンビネーション」
「ブラストカラミティ・・・・・」
「「ファイヤー!!」」
なのはとフェイトの砲撃が管制ユニットに直撃し、黒い塊を吹き飛ばした。
「名前をあげる。闇の書とか、呪われた魔導書なんてもう呼ばせへん。私が言わせへん!!」
「ああ・・・・」
「ずっと考えてた名前や・・・強く支える
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