A's編
希望の光
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してしまえば、大量出血により意識を保てなくなるだろう。
「兄様!!」
禊が剛のそばによってきた。
「禊、頼む!!」
「はい!!」
禊は剛の傷口に小さな結界を張り、動脈と静脈を空間固定で繋いで出血を抑え痛覚を遮断する。
「それと兄様。鬼切をお貸しください」
「ああ・・・」
禊は鬼切を受け取ると魔法処理を解除する。
すると短剣の形状であった鬼切はその形を変え、太刀に姿を変えた。
元々これが本来の姿であったが携帯性を重視した剛の要望により、魔法処理により形状を変えていたのだが、禊によりそのリミッターを解かれたのだ。
「禊・・・ユーノを頼む」
「はい」
「させると思うか・・・」
「「「「「!?」」」」」
管制ユニットのそばで闇の書がページをめくり、魔法が発動した。
細長い結界による空間固定が幾重にも重なり牢獄のように全員を捕える。
それにより全員の動きが一瞬にして封じられてしまった。
「これって・・・?」
「龍一の魔法?」
「我が騎士たちが身命を賭して集めた魔法だ」
管制ユニットの頬を一筋の涙が伝う。
「闇の書さん?」
「あまり時間がない・・・私の意識がなくなる前に主の願いを叶えねば・・・」
「主の願い?」
「我が主は目の前の絶望が悪い夢であって欲しいと願った・・・我はただその願いを叶えるだけだ・・・主には穏やかな夢の内で永遠の眠りを・・・」
「あなたはそれでいいの!?心を閉ざしてそんな悲しい願いを叶えるだけの道具でいいの!?」
「我は魔導書・・・ただの道具に過ぎない・・・・それに闇の書の主に選ばれてしまった時点で主には未来など無い・・・・闇の書の主の運命は始まった時点で終わっている・・・ならばせめて・・・夢の中でくらい救いを与えてやりたいのだ・・・・」
「終わりじゃない・・・まだ終わらせたりしない!!」
「そうだ!!そのためにみんながあなたを救いたくて力を合わせてるんだ!!」
「もう遅い・・・ナハトが起動した時点で全ては手遅れだ・・・もう待っているのは破滅の運命のみ・・・」
「でも・・・あなたは泣いているじゃない!!」
「!?」
「泣いているのは悲しいからじゃないの!?本当はまだ諦めたくないからじゃないの!?主の命を奪うことしかできないのが悔しくてしょうがないからじゃないの!?じゃなきゃおかしいよ・・・・本当に自分がただの道具だと思って諦めているのなら・・・・泣いたりなんかしないよ!!」
なのはは涙を見せながら叫ぶ。
しかし、管制ユニットは魔力弾を動けないなのはに向かって放つ。
「バリアジャケット・パージ!!」
『イエッサー』
「兄様!!」
フェイトはソニックフォームに変更して拘束を抜け出し、禊は結界魔
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