A's編
襲撃と悲しい現実
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ータを繰り出しているなのはとヴィータは壮絶な空中戦を繰り広げていた。
「でやあああああああ!!」
「シューーーーーーーーーート!!」
二人の弾丸が互いに衝突して弾け合う。
「あ、悪魔め・・・」
衝突の余波で炎に包まれながらもこちらに向かってくるなのはに対し、ヴィータが呟く。
「悪魔でいいよ・・・悪魔らしいやり方でお話聞かせてもらうから!!」
ヴィータはそれまでと違う特大サイズの鉄球をなのはに放つ。
「やったか!?」
しかし、鉄球はなのはの堅い防御を突破できず、大技を放った一瞬の技後硬直を突かれ、バインドで拘束された。
「なっ!?」
「ディバイ――――ン、バスタ―――――――!!」
すかさずなのはの砲撃がヴィータに直撃する。
「「「ヴィータ(ちゃん)!!」」」
その光景を目にしたシグナムたちがヴィータの敗北を予期していた。
しかし・・・・。
「あ・・・闇の書?」
ヴィータを覆うように障壁を展開した闇の書が眼前に浮かんでいた。
「「「「!?」」」」
「あれは・・・?」
闇の書から蛇のようなものが無数に這い出て本全体を覆い尽くした。
『自動防衛運用システム「ナハトヴァール」起動』
「待て!!今は違う!!我らはまだ戦える!!」
『守護騎士システムの維持を破棄。闇の書の完成を最優先。守護騎士システムは消去』
「ふ、ふざけんなっ!!」
ヴィータが激昂してアイゼンを振り上げようとするが・・・。
「「「「なっ!!」」」」
その前に黒いバインドのようなものが出現し、守護騎士全員を縛り上げる。
「ヴィータちゃん!?」
突然の出来事になのはは咄嗟にヴィータを助けようとしたが・・・。
「え!?何!?」
そのなのはも水色のバインドによってとらえられてしまった。
「なのは!?」
フェイトがなのはの方に振り向くと、あの仮面の男が宙に浮いていた。
「あの時の!?」
そしてフェイトは仮面の男に向かいだす。
しかし・・・。
「がっ!?」
フェイトの視界の外から衝撃が襲ってきた。
振り向くと、そこには今まで目視していたはずの仮面の男と同じ男がフェイトに蹴りを放っていた。
「そんな!?いつの間に!?」
移動した・・・と言葉を続けようとして、それに気が付いた。
「同じ人が・・・二人?」
「今はまだ待て」
「「!?」」
「時が来ればいずれ分かる。この方法が最も犠牲が出ない次善解であることが・・・」
「一体何の話?」
仮面の男が足止めしている間に闇の書は守護騎士と共のどこかに転移してしまった。
八神はやてが入院している病院の屋上にはやては転移し
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