A's編
襲撃と悲しい現実
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子供たちの安否を確かめる。
全員無事を確認した禊は救援を呼びながら移動を始める。
「兄様!!今『そっちは大丈夫か!?』・・・もう分かってるんだね?」
『ああ、今大至急部隊を派遣している。襲撃指摘た戦力は?』
「全員です。最終決戦って感じですね・・・」
『やはりか・・・・仮面の男は?』
「いや、その人は見かけてないです」
『注意してくれ。とにかくなのはちゃんたちを守りながら所定の位置まで来てくれ・・・』「分かりました」
その時、その異変に気付けたのは空間に対する鋭敏な感覚を有していた禊と龍一だけであった。
しかし、禊は通信と対策に集中しすぎるあまり、反応が遅れ・・・。
「高町!!」
龍一がなのはを突き飛ばす。
「龍一くん?・・・」
なのはが突き飛ばした龍一の方に目をやると、龍一の胸から突き出る腕が見えた。
「がっ・・・・・・」
『蒐集』
突き出る腕の先には小さな灰色の光の塊(おそらくリンカーコアであろう)があるが、徐々に小さくなっていく。
「龍君!!」
蒐集が終わり、その場に崩れ落ちる剛を抱える禊。
「ちっ!!そっちの白いガキに比べれば微々たる魔力だが10ページは埋まった。あと少しだ」
上空から彼らを追ってきたヴィータたちが降りてきた。
「「「龍一(君)!?」」」
「く・・・そ・・・・」
ヴィータがグラーフアイゼンを、シグナムがレバンティンを振りかぶって突っ込んでくる。
「レイジングハート!!」
「バルディッシュ!!」
『スタンバイレディ』
『ゲットセット!!』
なのはとフェイトはデバイスをセットアップし二人の攻撃を防ぎながら上空に誘導する。
「二人ともそこから動かないで!!」
禊が封杖で地面をつつくと、内外の干渉を完全に遮断する結界が三人を包む。
「魔導師組合次期組長、守宮禊・・・」
「盾の守護獣、ザフィーラ・・・」
「湖の騎士、シャマル・・・」
「「「参る!!」」」
シグナムの剣戟をバルディッシュで受け流していたフェイトはバリアジャケットを変更した。
「バルディッシュ」
『ソニックフォーム』
フェイトの衣装からマントが消失し、袖なしのタイツとスパッツをつなぎ合わせたような格好になる。
「なるほど、防御の全てを捨てて速度に持ってきたか。しかし、それでは例えゆるい一撃でも当たれば落ちるぞ・・・」
「貴女に勝つにはこれくらいしないといけないから・・・・」
「悪いが手加減はできん。私の未熟さを許してくれ」
「構いません。勝つのは私ですから」
そして、レヴァンティンを鞘に納めたシグナムとバルディッシュを構えたフェイトが激突する。
大量の鉄球とアクセルシュ
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