A's編
調査開始
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寄り、抱き付いて頭を擦り付けた。
「「「!?」」」
禊、プレシア、さくらの頭上に電撃が落ちたような幻覚が見えた気がした。
「に、ににに、兄様!!」
「どうした?」
「三葉さんと結婚した時から怪しいとは思っていましたが・・・やっぱり小さい子が好きなロリコンだったんですね!?」
「人聞きの悪いことを言うな!!」
「・・・そんな、今までプロポーションには自信がある方だと思っていたけど、それが最大の仇になるなんて・・・」
「プレシア?・・・何を勘違いしているんだい?」
「私も協力するから、一緒に矯正していこう?ほら、獣耳がいいのなら私がいくらでも・・・・」
「ストップだ!!それ以上は言ってはいけない気がする!!」
剛が彼女たちの誤解を解くころにはすっかり日が暮れてしまっていたが、騒ぎの原因の久遠は子狐に変身し、剛の腕の中で気持ちよさそうにしていた。
「いいなー久遠・・・」
ただ混乱する現場で最近子犬フォームを会得したアルフだけが羨ましそうに久遠を見ていた。
一方、クロノはユーノと龍一を引き連れてある場所に訪れていた。
「闇の書について調査をすればいいんだよね?」
「ああ、これから会う二人はその辺に顔が聞くからな・・・」
目的地に到着したクロノが扉を開ける。
「久しぶりだな、アリア、ロッテ」
「久しぶり〜クロ助!!」
「うわっ!?」
クロノが中にいた二人の女性(猫耳があったので使い魔だろう)に声を掛けると、髪の短い方の女性がクロノに飛びつき抱きしめた。
身長の低いクロノはちょうど顔が胸に当たってしまう為、真っ赤になりながら引き離す。
「ロッテ!!放せこら!!」
「何だとこら!?久しぶりにあった師匠に冷たいじゃんかよ!?」
「うわああああ!!アリア何とかしてくれ!!」
どうやら髪が短い方がロッテ、長い方がアリアと言うらしい。
「久しぶりなんだし好きにさせてあげてよ。それにまんざらでもないだろ?」
「そんなわけ・・・」
クロノが最後まで言い切る前に、ロッテに押し倒されてソファーの影に消えてしまった。
しばらくして、満足したロッテがクロノを解放した。
「なんであんなのが僕の師匠なんだ・・・」
「まあ、なんだ・・・強く生きろ」
クロノの人生に疲れたような重いため息に龍一はそっと答えておいた。
「おや、おいしそうなネズミっ子がいる」
「ひっ!!」
ロッテは次のターゲットをユーノに決めたらしいがユーノは龍一の後ろに隠れてしまった。
まあ、すずかの屋敷の一件のせいで若干猫嫌いなユーノには獲物を狙うようなロッテの目はトラウマものだろう。
|閑話休題(まあ何はともあれ)。
挨拶が済み、一同は闇の
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