第二章 彼と彼女の事情
第十三話 恨みと破壊と大革命 上
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___13:05___
停戦協定失効
BC連合、かねてからの打ち合わせ通りそれぞれの待機地点より行動再開。
___13:06___
Cクラス一階警備隊及びBクラス強襲A部隊合流、指揮権は完全にBクラス浅井が握る。
Cクラス小山、C主力部隊とBクラス強襲B部隊合流、指揮権はCクラス小山が握る。
___13:06___
渡り廊下より戦闘が始まる
___13:07 旧校舎階段四階___
「そっちの指揮官と話がしたい、出てこなければ司令の機関銃が火を噴くぞ!」
旧校舎の階段を走って上ってきたBC連合のみなさんが揃いも揃って足を止めなさるのは何とも言えない気分になる。
なんですか、そんなに僕ってそんなに危険……でしたね、はい。
西村先生の補習室での補習の内容はて聞いているだけでも頭がくらくらしそうなものですからね。
そんなところにぶち込まれることに結果としてなるのは、西村先生には悪いけど僕でも御免願いたい。
四階から三階への踊り場に僕らは布陣していた。設置されている台場の上には僕の召喚獣ともう一匹、弓で攻撃する館本の召喚獣が立っており、その下には島田さんを始めとして味方三人の召喚獣がそれぞれの武器を構えている。
普通に考えれば、この程度の人数相手はそのまま粉砕して通っていきたいだろうに。
「俺が連合指揮官の浅井だ、話とは何のことだ!」
部隊の先頭に出てくる指揮官浅井、一度顔を合わせた差しで顔を合わせたことがあるし、ここからの応答は既に僕たちの間では成立しているはずなのだが、さてどうでてくるか。
「私はあなた方に私たちの味方に成っていただきたいのです。」
「その程度のことか、ならそんなもの聞くに値しない!」
(決死隊と監視部隊を送る。これらを撃滅できるなら味方する。)
言葉と一緒に瞬き信号でそんなことも同時に送ってくる彼のその言葉の真偽は部隊を二つに割るという下策から判断できよう。
「A,B,C班掛かれ!」
つまり、A,B,Cにお目付け隊がいるから撃破してくれと、なるほど分かりました、でもってその程度の力がなければ味方に付かないと。
単純明快な回答ありがとうございます。
「「「召喚!」」」
『Bクラス 小野 明 258点 入江 真美 238点 金田一 香 244点 田中 玲 198点 加賀谷 寛 259点…………… Cクラス 新野 すみれ 217点 黒崎トオル 186点 野口一心 173点 遠山 平太 159点 榎田 克彦 222点…………』
十五人程度ですか、僕の処理能力の許容範囲ぎりぎりに収まるということだ。三十人全員で大河のごとく押し寄せられたとしたら全体の作戦はたちどころに破れるところでしたね……
「仕方ありません
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