第2話
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「じゃあ見ててねー」
俺はソードスキルの一つスラントの構えをすると剣が輝き始めた。
「おーいしょっと!」
俺が放ったソードスキルがフレイジーボアに当たりフレイジーボアのHPは全損してポリゴンの破片となって消えた。
「じゃあこんな感じねー!」
「すごいですよメロンさん!なんかすごいです!」
「シリカもやればすぐできるよ。がんばろー!」
「よし、わたしもやってみます!」
15分後・・・
「とぉぉぉぉりゃぁぁぁ!」
シリカが放ったソードスキルはフレイジーボアに当たりポリゴン片になって消えた。
「すごいなぁー」
俺は1時間ぐらいかかってコツをつかんだのに・・・
「やりましたよ!メロンさん!」
目の前ではシリカが初勝利で喜んでいる。
「よっしゃあ!俺も負けてらんないぜ!」
そうしてレベリング兼ソードスキルの練習をして俺は3レべ、シリカは2レべまであがった。
「そういえばまだシリカは残れるのか?」
時間を見てみると17時20分だった。
「あ、もうこんな時間なんですね、この世界本当に楽しくてすごいですよね。」
「そうだよなぁ、なんか現実と勘違いするぐらいすごいよねー」
「私もそう思います。あ、そろそろ落ちますね。」
「おう、わかったー」
「あの・・・明日も会えますか?」
「明日は違う町でクエストを受けようと思っているけど・・・来る?」
「はい!明日の16時30分に東門前で待ち合わせでどうですか?」
「わかった、じゃあ明日な。」
「また明日ー。」
そしてログアウトしようとするが何故かシリカはなにかを探している。
「どうしたんだシリカ?」
「いや、メロンさん、ログアウトボタンってどこにあるんですか?」
「メニューの一番下にあるよ?」
「そんなわけないしょー」
俺はそういいながらメニューの一番下をみるが・・・
「ログアウトボタンがないぞ?」
「だからそういってるじゃないですか!」
「GMコールはした?」
「やってますけど応答が全然ありません!」
「落ち着け、こんなミス運営側が見逃すわけないからすぐに強制ログアウトさせるだろ」
たぶんこれからなにかが始まるだろう。原作知識は消されていることは覚えて
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