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《Sword Art Online》 ¢ 踊る巫女と騒音男 ¢
One:デスゲーム??????じゃない!?
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の事は呼び捨てで構わないよ、ユイナさん」
「私の事も呼び捨てで良いですよ、ユウガ」
お互い軽く会話を交わし、その後両方の同意で行動をする事になった。因みにちゃっかりフレンド申請を送っている。しかし、この時既に起こっていた異変に、2人はまだ気付いていなかった――――
* * * * *
「ログアウトボタンが??????ない???????」
異変に気付いたのは、夕方5時を過ぎたくらいの時だ。ユイナが家の用事を思い出し、一度落ちると申し出て、ウィンドウを開いたまでは良かった。しかし、本来そこに存在する筈のログアウトボタンは、綺麗さっぱり無くなっていた。他のボタンはきっちりあるのだが。
「どうなってるいんでしょう??????初日だから、不具合か何かだと思うんですが???」
「だ、だよな???」
そこから暫し無言。2人とも急な事態に焦りを隠せない様子だ。無論、2人に限らず現在ログインしている1万人のプレイヤーもそうだろう。
――リーン??????ゴーン??????――
「「??????っ!?」」
ユイナとユウガ、二人が身構える。突然遠くで鐘が鳴り響いたのだ。次から次へと、いったい何だと言うのだろうか。もうお腹一杯だ。
――――突如として、二人の体が青白い光に包まれ、その場から消失した。
* * * * *
次に見た光景は、浮遊城アインクラッド第1層、《はじまりの街》の光景だった。そこにはユイナやユウガだけでなく、おそらく現在ログインしている全プレイヤーが集められていた。
「おい??????上??????」
ばっと顔を上げる。そこには《WARING》の文字。おどろきはその後だ。赤いスライム状の物が、文字の間を縫って落下し、空中で形を生成している。それはやがて
紅
(
あか
)
色のローブに姿を変え、両手を掲げる。
「プレイヤーの諸君、私の世界へようこそ??????」
そこから先は、よく覚えていないだろう。衝撃が大きすぎて、内容を理解出来ない。ただ、大雑把に言えば、第一に3年の期間でSAOの第100層まで辿り着かなければいけない事。第2に、自発的ログアウト及び現実からの遮断も不可能との事。第3に、ここで死んでも現実で本当に死ぬ訳ではない事。
「では、最後に、諸君のアイテムストレージに私からのプレゼントが用意されている、確認してくれたまえ」
ウィンドウを開き、アイテムストレージをタップする。そこには《手鏡》の文字。各々意味が分からないと言った顔でそれを実体化させ、手に取り眺める。
「うわぁぁぁっ!?」
刹那、再びプレイヤーを青白い光が包む。ユイナ達も光に包まれた。光がおさま
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