第四話:第71層攻略作戦
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をコチラに向けてきた。
「いや、大体はわかったけどよぉ…お前さん、苦労してんだな」
「しみじみと言わないでくれ。自覚してるんだ、余計に虚しくなる」
後にも先にも、この無限剣なるスキルをうまく使いこなせるのはオレくらいではないだろうか。取り敢えずソードアート・オンライン自体が初なためこのスキルを習得したのはオレが初なのだろうが、恐らくあのキリトでも、できたとしてもっと時間がかかっていただろう。
「取り敢えず、犠牲者がいなくてよかった。すまないがエギル、オレは宿に戻って休みたいから、次の層のアクティベートは任せる」
「おう、お疲れさん。レン」
浅黒い肌を持った巨漢のプレイヤー、エギルに頼みオレはアイテムボックスから転移結晶を取り出す。なるべくなら無駄遣いは避けた方がいいのだろうが、流石に今日は疲れた。後のことはアスナやエギル、そしてキリトとクラインに任せることにしよう。
「転移、『グランザム』」
青い光に包まれながら、歓喜に沸く攻略組プレイヤーを見て安堵の溜息を漏らすのだった。
to be continued
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