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大陸の妖精
ガルナ島の呪い
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ルーシィ「そんな・・・」


村長「心まで悪魔になってしまった者を放っておけば皆がその悪魔に殺される・・・幽閉しても牢など壊してしまうので、心を失い悪魔と化してしまった者は殺す事に決めたのです」



そう言うと村長は懐から一枚の写真を取り出す



村長「だから・・・ワシも息子を殺しました・・・心まで悪魔になってしまった息子を
・・・」


その写真に写ってる男性は昨日突然消えた船乗りのボボだった



アルト「な、なんだとっ・・・!?」


ルーシィ「で、でも・・・あたしたち昨日・・・」


グレイ「ようやく消えちまった理由が分かった・・・そりゃあ・・・うかばれねえわな」


ルーシィ「幽霊・・・!!」


村長「さぞ高名な魔導士方とお見受けします、どうかこの島を救ってください・・・このままでは全員・・・心が奪われ・・・悪魔に・・・」


アルト「そんな事にはさせねぇ!!」


村長「私たちの呪いを解く方法は一つ・・・月を破壊するしかないのです」









――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


依頼を遂行するため今日一日ガルナ島の村に泊まることになったアルトたちは、月を破壊する方法をなんとか考えていた



ハッピー「見れば見るほど不気味な月だね」


ルーシィ「ハッピー早く窓閉めなさいよ、村長さんの話聞いてなかったの?」


ハッピー「なんだっけ」


ルーシィ「月の光を浴びすぎるとあたしたちまで悪魔になっちゃうのよ」


村長さんの話によると月の魔力を浴びすぎると悪魔になってしまうようである



アルト「それにしてもどうしようか・・・」


ナツ「まいったな」


グレイ「あぁ、さすがに月を壊せってのはな・・・」


アルト「何発も殴れば壊せるんじゃねえか?」


ナツ「でも相手は月だ、何発殴れば壊れるか見当もつかねえ」


グレイ「壊す気かよ!!!」


ルーシィ「でも、どんなすごい魔導士でも月を壊せる人なんていないと思うんだけど・・・」


グレイ「そうだ、月を壊すなんて無理なんだよ」


アルト「でも出来なきゃS級クエストを達成したことにならねえ、何よりフェアリーテイルの名折れだ」


グレイ「第一、月までどうやって行くつもりだ」


ナツ「そこはハッピーだろ」


ハッピー「流石に無理」


ルーシィ「月を壊せっていうのはきっと被害者の観点から出てくる発想じゃないかしら」


アルト「つー事は他に呪いの解く方法があるってわけか?」


ルーシィ「うん・・・多
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