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大陸の妖精
悪魔の島
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ミラ「たいへーん!!!」


アルトたちのいないフェアリーテイル内にミラの叫び声が響く



ミラ「マスター!!2階の依頼書が一枚なくなっています!!!」


マカロフ「ぶぶぅっ!」


話を聞いたマカロフが口に含んでいた酒を噴き出す



ラクサス「オウ、それなら昨日の夜どろぼう猫がちぎっていったのを見たぞ・・・羽のはえた・・・な」


ミラ「ハッピー!!?」



「つー事はナツとアルト・・・ルーシィまで一緒か!?」


「何考えてんだあいつ等!!」


「S級クエストに行っちまったのか!!?」



ラクサス「これは重大なルール違反だ・・・じじい!奴らは帰り次第・・・破門だよな」


マカロフ「・・・・・」


ラクサス「つーか、あの程度の実力でS級に挑むたァ・・・帰っちゃこないだろうがな、ははっ!」


ミラ「ラクサス!!知ってて何で止めなかったの?」


ラクサス「俺にはどろぼう猫が紙キレくわえて逃げてった風にしか見えなかったんだよ、まさかあれがハッピーでアルトとナツがS級行っちまったなんて思いもよらなかったなァ」


ミラ「・・・・・」


ラクサスを見るミラの顔はいつものような穏やかな雰囲気ではなかった



ラクサス「お?アンタのそんな顔久しぶりだなァ」


マカロフ「マズイのう・・・消えた紙は?」


ミラ「呪われた島、ガルナ島です」


マカロフ「悪魔の島か!!!!」



悪魔の島という言葉にギルドのメンバーが全員ざわつく




マカロフ「ラクサス!!連れ戻して来い!!」


ラクサス「冗談・・・オレはこれから仕事なんだ、てめぇのケツをふけねえ魔導士はこのギルドにはいねえ・・・だろ?」


マカロフ「今ここにいる中でオマエ以外誰がナツとアルトの2人を力ずくで連れ戻せる!!?」


マカロフがラクサスに頼み込む


すると突然座っていたグレイが立ちあがった



グレイ「じーさん・・・そりゃあ聞き捨てならねえなァ」










――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

ハルジオン 港


アルト、ナツ、ルーシィ、ハッピーの4人は「呪われた島 ガルナ島」へ行くために港町ハルジオンに来ていた



アルト「ルーシィって意思弱いよねー・・・最初はS級が怖いだの、ギルドのルールを守れだの言ってたのに・・・」


ルーシィ「い、いいじゃない別に!黄道十二門の鍵なんて滅多に手に入らないのよ!!」


ルーシィは最初、S級クエストに行くナツを止めようとした


しかし
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