第17話 =VSドラゴン=
[3/3]
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
をよけながら背中に向け某女性槍使いの秘奥義の準備をする。
今もっている大剣―リリィ―に電気が溜まり、一回り大きな電気の槍となる。
「煌華月衝閃!!」
そしてそのままそれを白竜の背中に振り下ろす。
斬り裂いた場所で放電が起こりさらにダメージを削っていく。
攻撃された衝撃で仮想の重力に引っ張られ落ちていく姿を見ながら俺も体勢を立て直し落ちていた。
「ほら、さっさと片つけちゃいなさいよ!」
足元の方向にある水晶に着地しようとすると水晶の影から出てくるリズがそう叫ぶのが聞こえた。
その方向を見るとすでにその方向からリズが出てきていた。
「まだ出てくるな!!終わってないって!!」
「何よ…もう終わりじゃ…!?」
俺とリズが叫んでしまったので落ちかけていた白竜もリズを発見してしまった。
大きな羽で体制を整え、力強い羽ばたきを使い強風を巻き起こした。
その風でできた雪崩に飲み込まれ流されていくリズ。
「きゃあああ!!!」
「…くっそ!」
俺はすぐさま着地した水晶をけり水平に跳ぶ。
だが雪崩がなくなったときにはリズは巨大な穴へ落ちていく最中だった。
「リズ!!!!」
その穴へ俺も跳び、壁を蹴りながらリズへと近づいていく。
「つかまれぇ!!」
リズが俺の手を握る。衝撃に備えるため俺はリズをそのまま引き寄せ抱きしめる。
抱きしめられたリズの叫び声と共に俺たちは巨大な穴へと落ちていった。
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ