ソルムンド暦177年10月30日
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大きなラインハット川に到着しました。
凄く大きいです! そして流れが速い……
昔はこの川を渡る為に、何艘もの渡し船があったそうですが、今では一艘もありません。
何故なら、この川を潜る様にトンネルが掘られており、そこを関所として兵士さん達が配備されているからです。
この関所にはトムさんという兵士さんが隊長さんとして配備されています。
私は、自分が怪しい者じゃないことを示そうと思い、トムさんに笑顔で挨拶をしたんです。
そうしたら「君は……リュカ様に関係がある方なのかい?」と聞かれました。
「兵士さんは私のお父さんをご存じなのですか!?」
そう聞き返したら「尊敬するヘンリー陛下の大親友。ラインハットの動乱を沈めに、この関所を通過しようとしたリュカ様を、お通ししたのは自分なんですよ!」と、多少……いや、かなり興奮気味に話してくれました。
お父さんのことを色々話してくれるのは嬉しいですが、ラインハットに行きたいから足止めされるのは困りものです。
まぁそれだけお父さんは凄いって事ですかね?
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