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東方魔法録〜Witches fell in love with him.
51 教育〜Just safe・・・.
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?」
「そこ!?」

同じような反応をしなかった。

「半分成功で半分失敗かしら」
「成功?失敗?」
「まあまあ、言語を覚えさせることに成功したし、俺達は手懐けてないからレミリアは気にしなくていいよ」
「そう?それならいいけど」

そう言ってレミリアは少しだけ、本当に少しだけ(本人のために言及しておく)恐る恐る銀髪幼女に近寄り頭を撫でた。
するとどうだろう。今までは無条件で噛みついていたことが嘘みたいにレミリアのナデナデを甘受しているではないか!

「凄いわね……因みにどうやったの?」

予想以上のことなのか、その顔はニヤけていた。

「脳の言語中枢を魔法で直接いじって……」
「わかったもういいわ」

どうやら聞くに耐えないらしい。残念、ここからが面白いのに。

「で、どうするの?やっぱり手懐けるの?」

パチュリーがレミリアに聞いた。レミリアは当然と言わんばかりの表情をして言った。

「忠誠を誓わせるまでよ」

私に噛みついた生意気な人間が犬のように使われるのはさぞ屈辱的なことでしょうね。

クックックとレミリアが悪い顔で笑っていた。手懐けるのは前提ですかそうですか。

「とは言っても、あまり言葉は知らないからね。そこは頑張って。俺達もこの子が今の会話を何処まで理解しているのかわからないから」
「言葉を学習出来る領域までくれば後は大丈夫よ」















「師匠遅〜い!勝手に居なくならないでよね!?」

師匠から本格的に魔法を教わることになった次の日に、いきなり師匠が来なくなった。

「ごめんごめん、ちょっと用事ができて」

何日かして今日、アリスに師匠を呼びに言ってやっと来てくれた。本当は私も一緒に呼びに行きたかったけど、アリスが師匠からダメだって言われてるって言ってたから仕方なく留守番してたんだけど。

「俺がいない間にも、ちゃんと魔法の練習はしてた?」
「あたりまえだよ!それで師匠見て見て!」

魔理沙はコップに水を汲み、それをわざと床にこぼした。そこから魔法を使って先日俺がやったように床を綺麗にしてみせた。

「へへぇん、どう師匠?」
「うん、よく頑張ったね」

明希は魔理沙の頭を撫でた。
ふぇぇ…師匠に褒められた♪

「それじゃあ次は攻撃魔法を教えとこうか」
「え?もう生活魔法はいいの?」
「ある程度は教えたけど、それよりも自分で身を守れるようにする方が先」

実を言うと、私は森を抜ける途中まで師匠かアリスに送っていってもらっている。そうじゃないと家に帰る前に妖怪に襲われちゃうから。行きも同じ。実際に師匠達がいなかったら危ないことが何度かあった。

「もしかしたら師匠と同じようなレーザ
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