エピソード24 〜 兄VS弟 〜
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手札一枚
魔法・罠
【サイバネティク・ヒドュン・テクノロジー】
【タイムカプセル】
場
【プロト・サイバー・ドラゴン】☆3 ATK1100
翔の手札は二枚。そして、場は永続魔法のみでどれもモンスターが存在しなければ発動しないものばかりで戦況的にはだいぶ不利である。さらにモンスターを攻撃しようものならヒドュン・テクノロジーで除去されてしまう。
さぁ、どう切り抜ける?
「ドロー……。よし、手札からサイクロンを発動して、ヒドュン・テクノロジーを破壊!」
「くっ……」
除去用カードを破壊され、少し表情を歪める亮。
「な、なんでタイムカプセルを破壊しないのよ??チャンスじゃない」
「いや、それは違うぞ。タイムカプセルで手札に加えられるのは2ターン後だ。今の局面は如何に今の状況を脱するかにあるからな。タイムカプセルはさほど重要じゃない。」
「い、今の局面って……?」
「今翔は攻めるに攻めれないんだよ。攻撃しようものならヒドュン・テクノロジーで返り討ちにあって、効果破壊だから最前線の効果で後続も出せないからな。だから、二ターン先の懸念事項よりも今、どうやって反撃するかが重要なんだよ」
「なるほどね。しかし、デュエル解説者みたいね、紫苑。本当に学生?」
さぁねと肩を竦める。プロですなんて口が裂けても言えない。
「いくっす!手札からステルスロイドを召喚して、プロト・サイバーに攻撃っす!アフターバーナー!」
【ステルスロイド】☆4 ATK1200
プロトサイバーの攻撃力を僅かに100だけ上回り、戦闘破壊に成功する。
「カードを一枚伏せてエンドっす」
翔
LIFE1300
手札無し
魔法・罠伏せ一枚
【機甲部隊の最前線】
【補給部隊】
【一族の結束】
場
【ステルスロイド】☆4 ATK1200
「俺のターン、ドロー。このスタンバイフェイズ時に除外されている【異次元からの宝札】の効果を発動する」
「なぁっ??いつの間に……タイムカプセルの時っすか!!」
タイムカプセルのタイムラグを解消し、なおかつ手札補充まで行う亮。これには紫苑も驚く。
なるほどな、除外をトリガーにしたカードか……。これなら例えタイムカプセルが破壊されても結果無駄打ちに終わるし、少ない手札を補充できるか。
「宝札の効果によって、このカードを手札に加え、互いに二枚ドローする事ができる。そして、手札から天使の施しを発動し、三枚ドローし、ニ枚捨てる。」
「こ、ここに来てドローカード連発とか…………ないわ」
異次元からの宝札と天使の施しというぶっ壊れカード二連発という暴挙に引き気味の紫苑。こんな
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